(2024年度-No.37)

行った日:2024.4.21(日)~24(水)

ブログ作成日 :2024.4.27(土)

 

沖縄本島周辺の島々には 何度も訪れながら

本島に行くのは 実に39年ぶりになります

 

若かったな~!・・・面影がないのでそのまま掲載(*^▽^*) 

 

今回は JALダイナミックパッケージを利用し

比較的安価で 自由なプランの旅行にしました

しかし 天気予報は全日とも 「曇りor雨」

 

出発前の関空は 見事に雨!

沖縄も期待はできない・・・

 

ところが 沖縄に近づくと 徐々に雲が薄れ

着陸前には 窓からこんな風景も見えました

 

無事着陸後 すぐさまモノレールに乗車

ゆいレールは 10分間隔で走っているので 超便利

「首里駅」まで行き まずは腹ごしらえです

 

調べておいた沖縄風中華料理の店は 席が空いていて

量的にもちょうどよく 美味しく頂けました!

<店の名は「琉球ぱおず」>

 

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ここから 首里城公園を目指して 歩きます

 

どことなく沖縄らしい建物が続きます

 

木も やはり大阪とは様子が違います

しかし 意外なことに 

大阪では滅多に見ることができない「こいのぼり」を

町のあちこちで 見ることができました

個人の家で飾っているところも 多くありました

 

こうして 最初の訪問地「首里城公園」に到着です

 

首里杜館(しゅいむいかん)で すこし前学習をし

焼け落ちた首里城のことも確認

 

「守礼の門」をくぐって 城内に入ります

 

しかし 私にとっては 少し奥にある

こちらの門に興味が向きました

<園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)-世界遺産>

 

1519年に築かれた門で

国王が城外に出る時に道中の安全を祈願したり

王家の拝所として使用されたようです

琉球石灰岩で造られた重厚感と 屋根の曲線が魅力的

 

 

ここからまっすぐ行くと 再建中の首里城に着くのですが

その首里城の存在感を深く味わうため

通常見学コースを外れ 周辺をまわることにしました

 

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人通りのない石段を降りると ガジュマルのような

大きな木があり その向こうに・・・ もしかして・・・ と近づいてみると

 

岩に開けられた穴が 金網で塞がれています

これは まちがいありません

 

沖縄を 単なる観光地にしてはならない

深い意味合いを ここに垣間見ることができます

 

これは 首里城の地下に造られた 軍司令部の壕

 

沖縄戦に備えて配備された日本軍が

司令部を置いたあと 敗戦必至の状況となり

この壕を爆破して南部撤退

その後 修羅場となって軍民混在の戦没者・戦傷者激増

「軍隊は 住民を守らない」

そうした戦争の実相を見せつける遺跡です

 

見えにくいですが 解説板を掲載しておきます

 

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沖縄には こうした戦争の遺産が 数多く残されています

そして 今もなお こんな姿が見えました

 

国道58号で こんな車を見つけました

迷彩色ボディーの 米軍大型トラックです

 

国道330号沿いでは

厳しく警備された 辺野古の埋め立て地入り口周辺

近くのフェンスに掲げられた 看板

反対運動の人達への牽制なのでしょう

 

<キャンプシュワブ入り口・・・もちろん入れません>

 

米軍基地が 沖縄本島の15%という

広大な土地を使用しています

(日本にある米軍基地の約70%)

 

こうした現実や 戦争の遺構についても

しっかり見ておきたいと思いました

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話は 首里城から大きくそれてしまいましたが

沖縄(いや日本)がかかえる問題だけに

避けるわけにはいかなかったのです

 

次回は 話を戻して行きます(_ _)