(2024年度-No.15)

行った日:2024.2.13(火)

ブログ作成日 :2024.2.15(木)

 

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昨日・今日と連続して 京都南部で地震が起きる中

嬉しくもあり 不安も漂う 今日のこの暖かさです

 

さて一昨日 古来から福を招く花として

愛でられてきた「福寿草(元日草)」を見に出かけました

 

「恋風トンネル」を抜けると すぐ急な山道に入ります

この辺りには

「結晴橋」むすばればし)「千霧橋」ちぎり(契)ばし)

福寿草に因んだ縁起のいい名の橋が 続きます

 

 

司馬遼太郎は 「街道をゆく12-十津川街道」で

 

「五條から入ってくる山路は、行政区分の順でいえば、

西吉野村、大塔村、十津川村というふうになる。

いずれも無数の峯々や谷々をかかえた大村で、どの斜面にも

杉や檜を植えこみ、ひところ平地の村々で流行った町村合併を

こばみつづけて、いまも村制を守っている。」

 

と書いていますが 平成の大合併で ここ西吉野村も

「五條市西吉野町」になってしまいました

 

「尾野」という表札のかかった家の前の

急坂を上がっていくと 称名寺があり

門から見える鐘楼の下に 目指す場所があります

 

花を見る前に 庫裏に飾られた雛人形を

ゆっくりと眺めた後 斜面を降りていきます

 

<5年前の3月10日撮影> 

 

やはり 少し早すぎたようで まだ花数は少ない

でも 咲き始めの 可憐な姿を楽しめました

 

 

福寿草には 密はないものの 

日射しを受けた暖かさが 虫たちを呼び集めるそうです

 

ほっこりとした いい話・・・

 

 

 

 

 

 

 

春を誘う「福寿草」の魅力を

少しは味わって頂けたでしょうか

 

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この後 上がってきた坂道の途中にある

お土産物やさんに寄りました

 

 

お部屋に飾られたお雛様を愛でながら

お店の方とお話ししました

「娘達のために買ったものを 毎年こうして・・・」

 

ここでふと 先ほどの表札が気になって

「もしかして 娘さんって あの尾野真千子さん?」

と訪ねてみると 大正解でした

朝ドラの最高傑作と言われる「カーネーション」の

主人公を演じて 一躍注目されましたね

 

ここから 彼女のことをいろいろ聞かせて頂き

楽しいひとときを送ることができました

 

お礼を言い お土産を買いましたが

キウイを大盛りにして頂き 嬉しかった!

 

 

こうして 福寿草の自生地「津越」ともお別れし

秘境・入之波温泉「山鳩湯」を目指します

 

<昨年4月に撮影>

 

<HPより引用>

 

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途中 大滝ダムを抜け ホテル「杉の湯川上」で 昼食

 

 

「大和定食」・・・名前に恥じず 郷土の味が集合

・茶がゆ ・三輪素麺 ・柿の葉寿司 ・アマゴ(可愛すぎ) etc

 

腹ごしらえも済ませて 大滝ダムに続く

大迫ダムに沿って ひた走り 山鳩湯をめざしました

 

が・・・、なんと 休業日! これは衝撃でした

 

やはり下調べをしておくべきだったと 後悔

 

やむなく吉野川沿いの温泉をめざしたものの

そこも休業日で 温泉から見放された感じです

 

やむなく 帰路につき 途中馬見丘陵公園に立ち寄り

 

 

来々週に参加する ガーデニング講習会に向け

予習を兼ねて 写真を何枚か撮っておきました

 

 

この花は 福寿草に似ていますが 「ヒメリュウキンカ」

 

下池で戯れる 鳥たち

 

ちょうど見頃の梅林

 

ここで 久しぶりに ツーショット写真

 

<おじいちゃんと娘みたいに写ってもた!>