(2024年度-No.3)

行った日 :2024.1.6(土)

ブログ作成日 :2024.1.7(日)

 

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今日七日は五節句の一つ 「人日(じんじつ)の節句」

春の七草を入れた「七草がゆ」を食べ 無病息災を願いました

*写真を撮り忘れました

 

<2013.9.29 撮影> 

 

さて 今日から始まるNHK大河ドラマ「光る君へ」

その紫式部が「源氏物語」を起筆したのが 大津にある石山寺です

 

本堂横にある天然記念物 雄大な硅灰石が 寺の名の由来となっています

 

<2009.2.15 撮影>

 

昨日は このドラマとはなんの関連もなく

別の意図で 大津の町並みを散策することにしました

 

 

ところで 私はなぜか石にこだわるところがありまして

せまい庭にもあちこちで収集した石を 並べて楽しんでいます

 

 

下の写真 手前の青い石は 今大変な状況になっている

能登半島珠洲市の とある海岸で手に入れたものです

 

 

今回の大津市内巡りは 想定以上に見所が多く

1回のブログでは 書き切れませんので

今回はまず 石にこだわって 書き進めたいと思います

 

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市内のメイン道路 国道161号(旧東海道)の

その真ん中を 路面電車のように走る「京阪京津線」

 

 

京都と大津を結んでいますが ここ上栄町駅手前から

 

 

 

 

こうして 軌道を走るようになります

ここで地元の方に行き方を教わって

以前から見たかった石造物のある お寺を目指します

 

 

その線路に沿う 路地のような細い道を 歩いて行きます

 

 

Googlemapでは 「長安寺地蔵堂」と書かれているお堂

 

 

その横にある急な階段を上がっていくと

 

 

「獣魂碑」という大きな石碑が建っていました

私が求めていたのは これではありませんが なかなか立派です

 

その向こうには本堂があります

 

 

 

そして 近くでとうとう めざすものを見つけました

 

 

白洲正子は言います

 

「私は近江を訪れることが多い。・・・方々回って気がついたのは、

何よりも石の多いことである。多いだけでなく、たとえば石塔寺の石塔、

関寺の牛塔といったような、日本一の石造美術が残っている。」

 

 

そうして 日本一と褒め称えた牛塔が これです

 

<解説板>

 

朝鮮文化を色濃く受けた石の文化や技術が 日本にすっかり定着し

日本独特の文化に引き継がれていった その象徴としての姿です

 

 

胴や笠に見られる 優しく柔らかなラインが 実に魅力的でした

 

境内は石に囲まれています

 

 

信長が行った比叡山焼き討ちの戦乱で 埋もれてしまっていた石仏群百体

 

 

小野小町供養塔

 

 

一遍上人供養塔

 

みな この地に因んだ人達です

 

 

逢坂山の斜面のあちこちに置かれた 石仏群

 

 

この辺りには 百人一首の蝉丸の歌で有名な 「逢坂の関」があり

近くには「蝉丸神社」も あります

 

 

ここから逢坂山に沿った山道を散策していると 

弁財天のお社があり

 

 

そのそばには こぢんまりとしたお堂が並んでいました

 

 

そこには・・・

 

 

実に堂々とした 石仏が祀られていましたが 詳細はわかりません

 

このあと たまたま見つけた美術館に入り(後日書きます)

長柄公園に行きました

 

 

ここには 石と水で構成された 落ち着いた公園がありました

 

 

この水の流れにかけられた 意匠を凝らした橋

目が引きつけられました

 

 

そのすぐそばにあった洞 すべてが岩でできており

洞内には 皇室の写真が何枚も飾られています

 

 

なんとも不思議な空間に 迷い込んだようです

 

 

近くの木の根元にも 多くの石仏が並べられていました

 

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今回は メインの「牛塔」だけでなく

巡り会った多くの石造物に限定して ブログを書き進めました

 

次回は 大津の町並みや商店・家屋に注目して 書いていきたいと思います

 

今日からの大河ドラマが どのように展開していくのか 楽しみです