(2023年度-No.45)

行った日 :2023.7.2(日)

ブログ作成日 :2023.7.2(日)

 

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昨夜 4Km程 花園ラグビー場まで 久々にウォーキング

 

物足りなさを感じ 今朝8時に家を出て

葛城山麓の散策に向かった(8時40分到着)

 

 

まだ 朝露が残る 屋敷山公園に到着

 

ここは 国の史跡に指定された 屋敷山古墳のある公園です

 

 

ヒメジオンの可憐な花が 静かに迎えてくれます

 


立派な幹の サルスベリ

今月末には 美しい花を咲かせるでしょう

 

 

屋敷山古墳の壕を活かした池でしょうか

落ち着いた雰囲気を醸し出しています

 

 

大和葛城山を借景にした 奥行きのある景色です

 

 

着いた間なしの 重く暗い雲は一気に消え

青空が広がってきました

 

 

園内には 後方の屋敷山古墳を活かした

江戸時代の大名桑山一晴が築いた 新庄城があったようです

 

 

クロモジに似た実の葉が 美しく輝きます

 

 

ご近所の子どもたちの声や

ゲートボールをはじく音が響く

素敵な公園との出会いでした

 

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公園から4Kmほど南に下がると 九品寺があります

 

 

九品寺という名の寺は あちこちにありますが

ここは 奈良時代の僧 行基が開いたお寺

 

 

石の橋を渡り 境内に足を 踏み入れます

 

 

ここでは ノウゼンカズラの花が 私たちを迎え入れてくれました

 

 

布教でいう品(ぼん)は 浄土に往生する仕方のこと

 

 

上品・中品・下品とあり それぞれにまた三段階あるので

九品というわけですね

 

 

本堂には 重要文化財の阿弥陀如来が おられます

 

 

堂内では 読経が行われているようです

 

ここの裏山は 千体石仏があることで 有名

 

 

坂道に沿って 石仏が並べられています

 

 

 

仏は 拝む人の心を 写すといいます

私には どの石仏も このようには見えません

 

 

ただただ 穏やかに そこにおられます

 

 

千体石仏です

 

 

 

 

暗い山影で 後光のごとく照らす光は

ホオ葉にも 注ぎます

 

 

春先には 白い花を いっぱい咲かせていたのでしょう

 

 

一対のフクロウが 千体石仏を護っていました

 

 

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九品寺から更に南に進むと 一言主神社に着きます

 

 

記紀にも登場するこの神社

詳細は 下のHPを見てください ↓

 

 

 

暑気払いに 茅の輪をくぐったあと 本殿を参拝

 

 

前にある いちょうの巨木を見上げてみました

 

 

大きすぎてカメラに収まりません

 

 

しかし この見事な幹のせいか 葉は小振りに見えます

秋になり 黄色く色づいたこの木と 

一面の田に咲く彼岸花のコントラストが すばらしいですよ

 

 

樹齢650年の無患子(ムクロジ)の木

実は石けんの代わりに使われ 

種は 数珠や羽子板に使われます

 

 

こうした巨木の息吹に触れられたことに感謝し 帰路につきました

 

途中 金剛山中の「祈りの滝」横の湧き水を

ポリタンクに入れて持ち帰り お昼のあとに

まろやかな 美味しい珈琲を 頂きました

 

素敵な日曜日の 半日となりました