「湯かむり」とは 頭に手ぬぐいをのせて 

柄杓で湯をかむるという 岩井温泉独特の風習

 

(2023年度-No.19)

行った日:2023.2.26~28

ブログ作成日 :2023.3.11(土)

 

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ほぼ同じ場所から撮った写真二枚 同じところは ???

 

 

そう トンネルです そこから出てきた線路が

下の今回の写真では 湾曲しています

 

なぜでしょう? 

 

昭和61年12月28日 テレビで知った「余部鉄橋からの列車転落事故」

 

 

この鉄橋は 風速25m以上の風が吹くと通行止めのはずが

30mを越えているのに この鉄橋を列車が通過し 車掌と 

下の蟹加工場(確かそうだったと思います)の女工5名が亡くなりました

 

その後 東洋一といわれる 赤く美しいトレッスル式高架橋が

現在のコンクリート製に代わった現場なのです

 

この鉄橋の下には バス停がありました

 

 

「空の駅」開設記念碑も 建てられています

 

 

赤い鉄橋のような味わいは感じられない 無粋で無骨な建造物

 

 

あの上に「空の駅-あまるべ」があるのです

 

 

以前来たときは 山に沿って造られた道を 上まで歩いて行ったのですが

今回はエレベーターができていました

 

 

並べて横から見てみると こうです

 

 

左から 白いコンクリート製の橋梁 中央は赤い旧鉄橋

そして 右側がクリスタルタワー(エレベーター)

 

 

駅待合には 手作りの座布団がおかれています

 

 

駅からは 余部の漁港が見えます

 

 

海からのきつい風を避けるために 屋根は海岸線に対して直角

こんな地形もあって 事故当時 真冬の日本海から吹き付ける風は

台風なみの強さだったと言います

 

新しい路線の横には 当時の線路も一部残されていました

「どうしてあのとき 列車を通らせたのか・・・」と言いたげです

 

隣接する山道から 改めて写真を撮ってみました

今は 穏やかな海が 余部湾の向こうに広がっています

 

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ここから車に戻り 上の写真の左にある岬の奥に走って行きます

 

 

山陰ジオパークの 入り組んだ海岸線を見ながら

岬のくねくねとした上り道を走っていくと 見えてきました

1951年に建てられた「余部埼灯台」 ・・・ なんと 私より若い!

 

 

一日目に行った 華麗な日御碕灯台とは違って どっしりとした構えです

 

 

日御碕灯台は全国一の高さを誇っていましたが

こちらは 海面から全国で一番高い位置に立つ灯台として有名

 

 

それだけに ここから望む日本海は雄大でした

 

 

この辺りは 桜の木がたくさん植えられており

4月には灯台との組み合わせで 素敵な写真を撮れそうです

今回は梅の花で さみしい感じでした

 

 

 

タイル張りの胴と 巨大なフレネルレンズ

風向計や避雷針と誘導線・・・見飽きることがありません

 

 

も一度全景を 目に焼き付けて 灯台とお別れ

 

香住町のマンホールは こんなんでした

町のシンボルなんですね

 

 

さて次回は最終回・・・出石の町巡りです