「湯かむり」とは 頭に手ぬぐいをのせて 

柄杓で湯をかむるという 岩井温泉独特の風習

 

(2023年度-No.17)

行った日:2023.2.26~28

ブログ作成日 :2023.3.8(水)

 

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前回は 日本一高く実に美しい 日御碕灯台を中心に書きましたが

今回は その周辺のことを書いていきます

 

 

柱状節理の海岸沿いを散策し 「鳥見台」へ

 

 

そこから見えるのは 経島(ふみしま)

 

 ウミネコの繁殖地(3000羽)ということから考えると

あの岩場の白い筋は ウミネコたちのフンではないかな?

 

 

兎に角 大量に生息していることが 確認できます 

 

 

ここから更に歩き 海岸線に下りていくと

着いたのが「出雲風土記」に「美佐伎社」と記された 「日御碕神社」

 

 

見事な朱塗りの楼門は まるで竜宮城の入り口

 

 

檜皮葺の重厚な屋根と 明るい朱色の梁や柱とのコントラスト

 

 

出雲大社ほどではないにせよ 拝殿のしめ縄は立派

ここでも 出雲大社同様 「二礼四拍手一礼」でお参りするのかな?

 

 

ここに祀られているのは 素戔嗚尊(スサノオノミコト) 

 

 

参拝後 海岸沿いの家族連れを見ながら

 

 

土産物屋さんの前を抜け

 

 

日御碕と お別れしました

 

 

 

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今夜止まる玉造温泉に行く前に 稲佐の浜に立ち寄りました

 

 

ここは 神無月(出雲だけは「神有月」)に 全国の神々をお迎えする浜

大国主命が 国譲りの交渉をした神話の舞台としても有名です

 

 

この屏風岩は 海蝕でできた 実にユニークな岩肌を見せてくれました

 

 

 

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さて いよいよ 今夜お泊まりの 「玉造温泉」

 

この「玉造」の名前は 三種の神器の一つ「八尺瓊勾玉」

この地で造られたことが由来ですが

大阪の「玉造」は 古代玉造部が勾玉を作った場所であり

言わば親戚のようなもの

 

 

マンホールにも 勾玉がたくさん描かれています

 

 

温泉街の中央を流れる「玉湯川」(夜景)

イルミネーションがきれいだそうですが 寒いし飲み過ぎたし

夜の散策はひかえました

 

<何度も入った 旅館の温泉>

 

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早朝 川沿いを散歩

 

 

朝の斜陽が 神話に因んだオブジェを照らします

 

 

所々に配された 豊富な湯量を誇る施設

 

 

この湯は 持ち帰りもOK ↑

 

 

こんな看板の足湯施設も 何カ所かありました

 

 

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最後に 温泉街の一番奥にある 温泉の守り神「玉作湯神社」

 

 

本殿は 出雲大社ほどではないものの 高くそびえています

 

 

しめ縄もたいそう立派

 

山の陰にあたるのか 苔に覆われたところが多いようです

 

 

このどんぐり どなたが供えたのでしょう ↓

 

 

気持ちいい朝の散歩後 朝食をしっかり頂いて

二日目のスタートを切りました