<じいじと孫↑>

 

(2023年度-No.08)

出かけた日  :2023.1.23(月)&2.1(水)

ブログ作成日 :2023.2.2(木)     

 

*************

 

どうしても観たい映画がありました

それは・・・

 

(一) ラーゲリーより愛を込めて

 

 

その理由は 何年も前に二度 

「舞鶴引揚げ記念館」に行ったことがあり

そこで深い驚きと感銘を受けたからです

 

 

子どもの頃 双葉百合子さんが歌っていた「岸壁の母」

聞き覚えがあります

 

「母は来ました 今日も来た

この岸壁に 今日もまた」

「ああ風よ 心あらば伝えてよ

愛し子待ちて 今日も又

怒濤砕くる 岸壁に経つ 母の姿を」

 

<資料館の入場券>

 

戦争終結後も ロシアによって11年にわたり

シベリアでの過酷な強制労働に駆り立てられ

マイナス30度以下という厳寒の中で

実に6万人が命を落としたと言います

 

 

そんな中でも なんとか明るく生きようとした

山本幡男(二宮一也)の生き方と

彼を取り巻く人達の姿を描いています

 

 

 

 

紙もない中 白樺の皮を剥いでノートを作り

ススを集めてインクとし

缶詰で作ったペンで 綴った歌日誌

 

「屍(しかばね)移す 馬橇(うまぞり)の哀し 木立かな」など

苦しい中でも詠んだ歌が 書かれています

 

 

<以上6枚の写真は資料館で撮影>

 

戦後も抑留され続けた 日本兵とその家族の苦しみと戦い

その中でも貫かれた愛が伝わってくる いい映画でした

原作 : 「収容所から来た遺書」(山本幡男作)

 

 

(二) レジェンド&バタフライ

 

 

こちらは 制作費20億円をかけた 超大作

臨場感あふれる 戦場の雰囲気や

史実に沿って 忠実に再現された岐阜城・安土城の壮大さ

 

<以前に私が撮った写真>

 

<パンフレットに載った安土城の再現CG>

 

信長と濃姫(帰蝶)が結ばれる所から話が始まり

本能寺の変まで 史実に基づいたストーリーと

虚構とをうまく組み合わせ 無理のない展開を繰り広げます

 

 

「ラーゲリーより愛を込めて」は 見終わった後 

涙と虚脱感で すぐには席を立てませんでしたが

こちらは 木村拓哉・綾瀬はるかの見事なまでの演技と

展開の面白さに酔いしれ 高揚感に満たされました

こちらの映画も 二人の中に結ばれた 強い絆(愛)が

テーマとなっています

 

10日の間に 実に素晴らしい映画二本と

出会うことができました

感想をもっと詳しく書きたかったんですが

ネタバレになるので 端折りました

 

<観賞前後の食事>

 

「ラーゲリーより愛を込めて」鑑賞前

<日替わり丼-食べても食べてもブリがでてくる>

 

「レジェンド&バタフライ」鑑賞後

<海鮮丼-8種類の魚やカニが山盛り>

 

どちらも驚きの980円・・・毎日でも食べたい

 

魚屋さんが営業する ショッピングセンター内の食堂です

 

今回は いつもの旅日記とは違って いたって主観的な内容となりました

それでも最後まで読んでいただき ありがとうございました