作成日 : 2021.2.8 (2021-No.11)
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今日の日射しは、暖かさに包まれ
庭の梅にも春の気配が
緑萼の垂れ白梅の蕾が膨らみ・・・
あわてんぼうさんが、ほのかな香りを届けてくれています。
今日は、先日来気になっていることを
実行してみよう!
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自転車の前籠に三脚、
孫用に取り付けたチャイルドシートに、カメラバッグ。
*ちなみに、この自転車で一心寺・生國魂神社や大阪城も行ってます。
目的地は、恩智川治水緑地(東大阪市・池島)。
<この写真は、随分前に撮影>
ここには、「池島・福万寺遺跡」があって、
弥生時代から今に至るの農耕・祭司に関する複合遺跡の発掘で有名。
向いの八尾市には奈良時代の条里制が今も残っています。
だから、橋の名にも「弥生」が入り、勾玉のオブジェ付き。
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何をしに来たかというと、
「鳥撮り」・・・、「鳥採り」とちゃいます。
最近、ブログで鳥の姿をよく見かけますが、
皆さんとてもうまく撮っておられて感心していました。
どこで、どのようにして撮っておられるのか、
いろいろお話を伺いたいのですが、残念ながら
ブロ友とはそうはうまく会話が出来ません。
鳥・鳥・鳥撮り・・・、ふと思い出したのが、この緑地。
歩いてもいける範囲ですが、
荷が重いので自転車で来ました。
この辺りは、以前から野鳥の多い所なのですが、
野鳥撮影は今ひとつ気が進まないのです。
その理由の一つは、
鳥の名前がわからないこと。
図鑑と取っ組み合い、探してみても、
それが正解という確証がどこにもありません。
ちなみに、今見てもらっているのは、
セキレイの仲間かなと思っていますが・・・、
どうでしょうか?
これは、コサギにまちがいない・・・、かな?
背中の飾り羽根がふわっとして美しい。
くちばしが赤いのは、
幼いから? 恋をしているから?
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気が進まない理由の第二は、
水鳥の他はなかなか見つけにくいこと。
偶然、カメラを構えた人が集まる場所があったので、
見たことのない鳥をパチリ。
会話を聞いていると、
「山田池で見つけたやつは、もっと赤こうなってた!」
その方は、あちこち行ってられるんですね。
色が変化するみたいです。繁殖期が近いからかな?
レンズを換えて撮ってみると、
小さな実を咥えていました。
この小鳥の名前は、見当がつきません。
*500mmの、かなりレアなレフレックスレンズ(旧ミノルタ製)を使っています。
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気が進まない理由の第三は、
動きが速く、腕がついて行かないこと。
でも、たまにはこうして
じっと待っていてくれる鳥もいました。
横顔はかわいいけれど、
正面からは結構鋭い。
野性の証明ですね。
さて、君の名は?
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そんなこんなで、
水鳥が一番撮りやすいから、
池の方に行くことにして、
いい位置を見つけました。
左はアオサギ、右の二羽はシロサギ(コサギ)かな。
三羽の動きの念入りさは、
TVドラマ「俺の家の話」に出てくる、お能の練習場面のよう。
時には静から動へ・・・、
左のシロサギ・・・・、
この後、くちばしを水中へ運ぶも捕獲失敗。
しばらくして、右のシロサギが動きました。
やった~、くちばしの間に魚が・・・・、
一瞬の出来事に見とれていたらシャッター切り忘れ。
その瞬間を撮りたかった、悔しい!
これやから、鳥撮影に気が乗らないのです。
仕方なく、鳥のダンスに気持ちを切り替え。
アオサギも、羽を広げると美しい。
今度は、アオサギ君も観客役ですか。
鳥撮影もここらで終了。
「白鳥の湖」ともお別れし、
先ほどの池島弥生橋を眺めながら、帰りました。
< 蛇 足 >
ご存じかとは思いますが、私の写真は結構大きなサイズで貼り付けています。
パソコンやタブレットで見ていただいている方で、気に入った写真があれば、
それをダブルクリックして頂ければ拡大してみることが出来ます。