作成日 : 2021.2.4  (2021-No.10)

 

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「♪大阪の海は 悲しい色やね

さよならをみんな ここに捨てに来るから♫」

 

今回は、上田正樹が歌う「悲しい色やね」からのスタート。

よかったら聞きながら、ブログを見て下さい。

 

 

 

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「もっと早く、GoToキャンペーンをやめて、

緊急事態宣言を出してたら、

延長せんでもよかったはずやのに・・・・」

 

こんな愚痴はやめといて、

今回は二度目の宣言が出された3日後の1月17日

大阪市内の様子をバイクで見てまわった様子の報告。

 

 

道は、市内に入っても流れがスムーズ。

 

そしてまずは、戎橋筋を概観。

 

 

信号でたまった人がこの程度。 ↑

 

 

「ミナミの花道」もガラ~ン。 ↓ 

 

 

高島屋前の歩道橋 ↓

 

 

大阪の経済、大丈夫かな?

それとも、平日だから?

 

 

天保山に行くと、

雀も、ディスタンスを保って行動。

 

< 余談 > 天保山は、天保2年に安治川(淀川下流)の

底からさらった砂を積み上げて出来た

標高4.53mの人工の山(三角点在り)。

 

 

しかし、コンビニで買った弁当のご飯が多すぎたので

少しやると、たちまち密! (雀には、政治も自粛もない) ↑

 

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一度乗ってみたい大観覧車は、

どうやら動いていない模様。

 

 

アップで覗いてみると、

 

 

平日は、動かしても採算あわない?

 

 

天保山大橋に目をやっても、

6車線ある阪神高速の交通量は少ない。

 

 

この橋は、下を大型船が通るので

海面から50m上に造られ、塔の高さが152m。

 

斜めに張られたケーブルをアップで撮ってみると、

ストライプがきれい。

 

 

< 余談 >  よかったら読んでみて下さい。↓

 

 

掲示板の文中の「お城のドン」は、大阪弁で「そら大変」と言うときに使う、

「そら、どんなりまへんな~」の語源となっている。

 

「時報の代わりのお城のドン(大砲)が鳴らんと、

時間がわからへんよって、大変でっせ」

 

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話を戻して、

時間があるので「天保山の渡し」に乗って向こう岸へ。

 

 

この渡しは、本来歩行者や自転車の往来のために

架けなければならない橋の代わり(市営)なので、乗船無料。

 

 

安治川から見る海遊館と大観覧車。

 

 

はい、お疲れ様でした。

乗務員の方々はとても丁寧な対応です。

 

 

この周辺を見てまわると、

 

 

大阪市消防局の船が停泊。

乗務員の皆さんが、丁寧に清掃・手入れ中。

 

 

 

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ここから中央大通りを抜けて移動すると

異次元の世界に紛れ込む。

 

 

この辺り、私が子どもの頃は、「築港(ちっこう)」と呼んでいたなァ。

 

 

赤煉瓦の倉庫群。  その周辺を見てまわると、

 

 

アメ車が置かれていて、

撮影所のよう。

 

 

クラシックバスか?

 

 

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コロナのことも忘れ(しかしマスクはキッチリしていた)、

しばし異次元の世界に浸った後、

二本の海底トンネルと夢舞大橋を抜け、舞洲へ。

 

*途中の「夢洲」は、2025年開催予定の万博会場。

 

 

舞洲と言えば、

以前もブログに載せた4市共用の舞洲焼却工場

 

 

建築当初、アベックが「○○ホテル」とまちがって来たとか。

 

 

ウィーンの芸術家、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏のデザインだけあって、

発想が奇抜・・・・・。

 

壁面の赤と黄色のストライプは、

工場内部で燃焼する炎をイメージしたとか・・・。

 

 

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ここから夢舞大橋を渡ると、ユニバーサルスタジオジャパンがある桜島

 

 

駅は閑散としている。

 

USJにむかう通路も、人通りが少ない。

 

 

見える範囲のUSJには、人影はなし。

 

 

コロナの影響の甚大さを、突きつけられる。

 

< 余談 >  緊急事態宣言は、なによりも

国民の理解と行動(がまん)によって成り立っている。

そのことを政治屋(失礼、政治家)は忘れないで欲しい。

 

そんなことを考えながら大阪駅前を走ったが、

道路の流れはいたってスムーズ。

改めて、大阪の経済は大丈夫か?

 

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帰路につくが、大川の手前にある「泉布観」に立ち寄った。

 

 

 

明治4年、英国技師ウォートルの設計による、市内最古の洋風建造物。

 

造幣局の応接所として建てられたようで、

「泉布」とは、貨幣の意味らしい。

 

 

瀟洒な姿をした建物から、今にも

パーティードレスに身を包んだ貴婦人が出てきそうだ

 

 

レンガ積みで、太い柱に支えられた広縁を巡らす「コロニアル様式」は、

植民地に故国の建築スタイルを残した形式を指すらしい。

当時の日英両国の関係を如実に表している。

 

ここの横にある窓が気に入った。

 

 

大谷石のような凝灰岩から切り出した

レンガ積みの窓枠と要石の形状。

梵鐘や銅鐸を連想させてくれる。

 

 

大川をぼんやりと眺めながら、

「4月に入ったら、桜を見に来よう」と思った。

 

いつも渋滞の蒲生4丁目交差点をスムーズに通過し、

早めに帰宅できた。