ブログ作成日 : 2021.1.15  (2021-No.4)

 

正月三が日を祝った翌日

姫路城方面に行くことにしました。

 

この時はまだ、東京にも緊急事態宣言が出ておらず、

人出を予想してそれなりの感染対策もして出かけたものの、

到着すると、あまりの人の少なさに唖然。

 

 

桜門前には、誰もいません。

9時半なので、早いからかと思うものの、

 

 

人の増える気配がありません。

三の丸庭園にも人がいません。

 

 

こんな姫路城、見たことない!

 

そこで、今回のブログは、ほぼ説明抜きで、

「人のいない姫路城特集」を組みます!

 

こんな写真は、めったに見られないよ~。

 

<大天主と西小天守・乾小天守>

 

<軍師官兵衛が普請した石垣>

 

<菱の門>

 

<花頭窓風の飾り>

 

<いの門>

 

<はの門に続く石坂と狭間>

 

*どこに行っても、人影がありませんよ。

 

<油壁・・・豊臣時代の塀>

 

<大天主から見える百間廊下・・・人影なし>

 

<市立美術館・・・人影なし>

 

<本丸(備前丸)>

 

*やっと観光客を見つける。

 

<人影がない本丸>

*余計なものが写らず、嬉しいようなさみしいような・・・、複雑な気分。

 

<ぬの門>

 

<ぬの門横の鏡石・・・石組みが人の顔に見える>

 

<西の丸庭園から大天主と西小天守・乾小天守>

 

*現場の方に伺うと、

「例年だと3が日で3万5千人が訪れるが、今年は3千5百人の来城」

とのこと、コロナ恐るべし!!

 

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3時間近くかけて城を散策したので、

隣にある好古園内の活水軒で昼食にしました。

 

<官兵衛膳だったかな?>

 

この庭園は、姫路市政100周年を記念して造営されたもので、

平成4年開園の池泉回遊式の日本庭園。

 

 

水の流れを庭内の随所に取り入れています。

 

 

出来て30年もたたないのに、この落ち着いた佇まい。

水の流れを庭内の随所に取り入れています。

 

 

前に来たときは、中央の石橋など、

人が多くて通るのに待たなければならないくらいでした。

 

山茶花(さざんか)の花が散る素晴らしい庭園も、

妻と二人占めです。

 

実にゆっくりと庭園を堪能した後、

出口に向かう道へ。

 

 

今日の味わいを静かに心に納める空間と時間。

 

 

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続いて、車で30分程度走って、

書寫山圓教寺に行きました。

 

 

ロープウェイで4分。

 

途中、車窓から見える菜の花畑。

 

 

大樹孝啓住職(96)が揮毫した、

災厄を払う意味の5文字が描かれています。

「衆怨悉退散(しゅうおんしったいさん)」

(観音経の一節)

 

 

境内は結構険しい山道。

 

 

ここでもやはり、人が少ない!

 

 

写真を撮っても、人が映り込みません。

 

 

摩尼殿からはづき茶屋を見下ろすものの、人っ気なし。

 

そしていよいよ、

「ラストサムライ」のロケ地として有名な場所に行きます。

 

 

正面は食堂(じきどう)、内部に入り拝観も出来ます。

それにしても、この威容。

 

右側には

 

 

この大講堂の前で、「軍師官兵衛」のロケも行われています。

 

左には、「常行堂」

 

この三つの建造物に囲まれた空間に立つと、

堂々とした風格に威圧され、自分が小さく見えてきます。

 

 

さらに奥には、開山堂。横にある、護法堂で弁慶が学問に励んだと言われています。

 

<立派な袴腰付きの鐘楼>

 

<侘びが漂う瑞光院>

 

こうして、圓教寺も静かにお参り・観光をすることが出来ました。

 

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こうした観光・参拝が、安全安心、

そして自由に出来る日を心待ちにして、

今回のブログを終わります。