前回の舞鶴で見つけたパンフレット。

 

 

「瀬戸内国際芸術祭」程ではないにしても

これは是非行ってみたい。

と思っていた15日の朝。

 

 

庭に咲いたキンモクセイの香り

背中を押されて、

久々にバイクで出かけてみました。

 

 

R170からR480の長い長い鍋谷トンネルを抜け、

道の駅「くしがき(串柿)の里」に到着。

 

ここの果物は、

安くてうまい!

 

 

お土産も買ったし、

さあ帰ろ~・・・、というわけにもいかず。

 

R480を穴伏川沿いに南下。

町道程度の道沿いに、

「世界灌漑遺産」があります。

 

 

ここは、8月にも立ち寄ったけれど、

柿の実はまだ青かった。↓

 

 

しかし、今回は・・・

 

 

季節の移ろいを感じます。

 

 

ここは、紀ノ川の流れが生み出した河岸段丘で、

標高が高いため川から水を引けず、

紀州5代藩主・徳川吉宗(後の8代将軍)の命で

1710年に完成した「小田井用水」です。

途中、架線や谷間が何カ所もある難工事で、

ここでも、以前三木市の「御坂サイフォン橋」

紹介した技法と同じことが行われていたようです。

 

その小田井用水が、

下を流れる穴伏川を跨ぐために作られたのが、

「龍之渡井」

 

 

立派な煉瓦造りのアーチ橋。

大正8年に改修されて今の姿になっています。

(登録有形文化財)

 

上にいる男性は、橋の柵に張り巡らされた

くもの巣糸をひとつひとつ

丁寧に取り除いていました。

ご苦労様です!

 

 

続いて、R24沿いの道の駅「紀ノ川万葉の里」でトイレ休憩。

 

 

ここから見える「女神の里天野」

白洲正子はこの地を、「天上の神の世界」と称えました。

 

下は、大きく蛇行する紀ノ川

(この上流・奈良県で吉野川となる)

 

 

 

ここからR24を東に走り、

気ままに神社やお寺に立ち寄ります。

 

まずは、かつらぎ町有数のパワースポットと言われる

「宝来山神社」

 

 

 

この近くには、

奥さんを実験台に世界で初めて

全身麻酔下で乳がんの手術を行った

「華岡青洲の里」があります。

 

 

ここからさらに東に走り、

JR和歌山線「笠田(かせだ)駅」界隈。

大和街道沿いに旧家が立ち並びます。

 

 

立派な「煙抜き」↑ や 「虫籠窓」↓

 

 

蔵に設けられた青銅の窓覆い。

 

 

ここにある、「十五社の森」

 

 

たった一本のクスノキがあるだけで森。

しかし、名に恥じないボリュームに圧倒されます。

 

 

近畿一番の大楠だそうです。

 

近くでは、一字一石塔見つけることができます。

 

 

妙寺駅を過ぎ、

 

 

三谷橋で紀ノ川を渡って西に走ると、

懐かしい「火の見櫓」

 

 

そこからすぐの所に「鎌八幡宮」の看板あり。

 

(参考)「鎌八幡」と言えば、大阪上本町にもあります。

御神木へ鎌を刺す事で、悪縁切りをするお寺(真言宗円珠庵)。

 

これは寄ってみたい!

 

 

石段を上がって行くと、

 

 

やはり、雰囲気が尋常でない

 

だいぶ長くなりました、今回はここまで。

続きは後日にお送りします。