前回は、
丹波竜の里に行き着くまでに、
終了してしまいました。
丹波篠山市から
峠を越えて丹波市に入り、
山中を抜けると篠山川沿いに
JR福知山線の列車が走ります。
この近くが、恐竜化石の発見現場。
このあたりは、「篠山層群」と呼ばれ、
1億数千年前の中生代白亜紀前期の地層です。
有名なところでは、
トリケラトプスやティラノザウルス(上科)が
住んでいた年代ですね。
篠山川沿いには、
地層の傾きや断層がくっきりと確認できます。
次の写真の中央・白い部分は、
マグマが地層を貫いて固まったもの。
自然の限りないエネルギーを感じます。
このあたりの地層から突き出た
一本の細長い石。
これこそ、草食恐竜ティタノサウルスの
助骨化石だったのです。
すぐそばの丹波竜の里公園
画面内の気になる電線は、
ソフトでコツコツと消去。
恐竜が生き返ります!
*電柱も消したかった。
男前! か?
*****
先ほどの発見地に戻ります。
周りは、豊かな実りの風景。
コシヒカリの改良種「夢たんば」。
一部、環境配慮のための自然農法
「アイガモ水田」もありました。
ただ、ここで育ったアイガモは、
商品(肉)として販売されていきます。
自然を活かす言うが、現実はなかなか厳しい。
丹波竜発見地展望広場前に目をやると、
なにやら素敵な赤煉瓦の建屋が・・・
こんな写真を見るともうじっとしてられないという
ブロ友の姿が浮かんできそうです。
ここは、
「旧上久下村営上滝発電所記念館」
*(かみくげむら)
詳細は、つぎのHPに書かれていますので、
クリックしてみて下さい。
https://www.tambaryu.com/spot/12.html
内部にも入れるし、ボランティアの方が
丁寧にお話して下さいますよ。
地下では当時の施設を
観察できるようになっています。
ここで空腹が襲ってきたので、
「元気村かみくげ」で昼食。
ここらしいメニューは・・・、
誠にシンプルな、
「卵かけご飯」Only。
新鮮な卵が実に美味しかった。
*****
ここから篠山川沿いに西へ走ります。
JR下滝駅。
発掘地への最寄り駅のようですが
周りにはなにもありません。
ただ、駅前のオブジェがいい。
よかったら、解説も読んでみて下さい。
(クリックで拡大します)
ここから、西に30分弱走ると
丹波竜化石工房「ちーたんの館」。
8月最終の日曜日だけあって、
それなりの人出。
専門的な知識を交わす親子の姿も
見ることができましたよ。
私としては、
こうした発見を陰で支えてきた
発掘現場の人たちの努力に拍手したい。
*****
丹波竜探訪ツーリングも帰路につきます。
途中、道沿いに川代公園を発見。
この吊り橋で篠山川を渡り、
渓流を眺めながら
喫茶シフクを開店!
今回の豆は、「ピンクブルボン」。
酸味がしっかりしていて
この暑さにぴったり。
しかも、少し冷めると甘みが増してきます。
(参考)*「ピンク ブルボン」とはピンク色に熟すコーヒー豆。
植物学的には、アラビカ種 ピンクブルボン亜種。ブラジル産の
通常熟すと赤くなるブルボンからの突然変異種です。
ここで一息入れても、
篠山の街中に入るともう暑くてたまりません。
「大正ロマン館」で、黒豆ソフトを食べ
篠山から三田の山中を走り
帰宅しました。
<今回のまとめのビデオです>
「丹波竜の里を訪ねるツーリング~その2」は、
かなり怠惰な内容になってしまいました。
それでも最後まで見ていただき
ありがとうございました m(_ _)m