森谷充雄(もりやみつお) マラソン日記 -13ページ目

森谷充雄(もりやみつお) マラソン日記

もともと運動に縁のなかった私が突然マラソンに目覚めて様々な大会に出ることになりました。その記録をブログにします。

2018年 UTMS(ウルトラトレイル四姑娘山)完走記+大姑娘山登山記①

 

以前雑誌に投稿したり、フェースブックに投稿したものをまとめたものです。

 

2018年は標高の高い山にいくつか登りました。登山の経験を増やしたいと思ったのです。世の中にはたくさんの山岳レースがあるのですが、一部のレースは登山経験が必要になるのです。8月に槍ヶ岳(3180m)を登ったのですが、軽い高山病になりました。マウントレーニア(4400m)は高山病もあって、途中で撤退することになりました。

今回は標高5000mの大姑娘山に登って、かつ標高4500mまで登る四姑娘山トレイルレースに出場しました。高山病をうまく克服するのが目標です。

 

四姑娘山は成田から飛行機で5時間乗って成都に到着、その後車で4時間で到着するところにあります。ヨーロッパアルプスよりもずっとアクセスが良いのですが、いかんせんまだ開発が十分されていないので、日本での知名度がイマイチです。トイレ事情が良くないので、女性には特にお勧めしにくいです。

 

 

下は成都から四姑娘山に向かう道。紅葉がきれいでした。

 

 

途中の峠を越すと、四姑娘山が見えてきました。一部雲に隠れていますが、4つの山が見えています。私は一番右の丸っこい山、大姑娘山(標高5000m)に登りました。

 

その2へ

レース後はそのまま車に乗り込み、ホテルへ直行。

 

その日の夜に表彰式がありました。

小学校の体育館でピザパーティーです。

 

完走者全員が名前を呼ばれて祝福されました。

石川選手はサポートクルーの松島さんも一緒に呼ばれて拍手喝采でした。

実は、石川選手は歴代一位の記録でゴールして、その場所で婚約指輪を松島さんに渡したので話題になっていました。

レースで優勝してそのまま指輪を渡すなんて、彼にしかできません。カッコイイですね。

 

 

石川選手とは、以前にもスパルタスロンでご一緒していました。

結婚おめでとうございます!

後ろに見える山のどれかがホイットニー山のはず。

 

レース後は日本人チームでご飯をご一緒しました!

大人数でのレースは経験が無かったので、とても楽しい思い出になりました。

 

 

おわり

 

パナミントスプリング(117キロ地点)を出たら、そこから先は車の停車禁止区間がありました。

路肩が一部狭いので、停車すると危ないようです。

この区間はサポートクルーの岩本氏、理奈さん、稲嶺さんと並走しました。複数で走るのはとても楽しかったです。

 

ここで木曽選手に抜かれました。木曽選手は上り坂でも走っていました。

結構な急坂もありましたが、標高差1000mの登りも問題なくクリア。少し疲れがたまっていました。

 

18時間45分でダーウィーン(145キロ地点)に到着しました。

ここからローンパイン(ホイットニー山のふもとの町)まで約50キロ。やや下り傾向の道です。

 

170キロ地点の写真。ここはアブが多発していて、何度か刺されました。

かなりしつこくアブに追い回されました。

 

レース前の目標は、ローンパインまで走ることだったのですが、

170キロ地点を過ぎて、程なく走れなくなってきました。

サポートクルーの稲嶺さんが並走してくれて、良く励ましてくれたおかげで時々走れました。

 

途中、ローンパインにあるホテルにチェックインするために、サポートカーが1時間ほど離脱。

その間、水がなくて干からびそうになりました。

 

満身創痍で195キロ地点のローンパインに到着。

赤矢印の地点がローンパイン。ここから標高差1500mの登り。

 

 

登りの道では、川の水が轟音となって聞こえてきました。

真っ暗なので見えないけども、大きな川があるようでした。

ただ、2晩目かつ疲労困憊のなか、真っ暗な道を進んでいたので幻覚なのか本当なのか、目を開けているのか閉じているのかも良く分かりませんでした。

ひたすら登りを歩いていました。

周囲の選手よりも疲労していたのか、3名の選手に抜かれてしまいました。

 

レース前「私エナジードリンク飲まなんです」と言っていて、実際飲んでいなかったのですが、

この時の眠気があまりにもつらかったので「1本飲んでみたい」と言ったら、「クルーがすべて飲んでしまった」とのこと。

クルーがとても大変な仕事であることを実感しました。本当にありがたいです。

 

そのうちだんだん夜が明けてきて、周囲の景色が良く見えるようになってきました。

ゴールはどこにあるのか、周囲の山々を見ても良く分かりませんでした。

周囲を見渡してもホイットニー山がどの山なのかも良く分かりません。高い山が連なっているので、似た標高の山が沢山あるのです。

 

 

ゴールまで後30分くらい・・というところで呼吸苦が出てきて、腹痛もでてきました。おそらく高山病です。

ただ、ゴールまであと少しだということは分かっていたので、気力で歩き続けました。

気温も下がってきてかなり冷えたので、シャツを二枚重ねて着ました。

ようやくゴール。ビデオで見返しても走っているつもりなのに歩いているのかのような速度・・

最後まで出し切ることができたと思います。

 

クルーの皆さんにも本当に感謝です。

 

ゴールタイムは32時間39分3秒、21位でした。

練習はそこそこ頑張ったつもり・・でしたが、まだまだ足りなかったようです。

もう少し練習を頑張ってリベンジしたいな、と思いました。

 

 

その13へ

 

 

 

 

 

スタートしてから、赤矢印(67キロ地点:ストーブパイプまで)

 

 

しばらくは標高0メートル未満地帯を走ります。夜間だったので、写真はありません。

熱いながらも、水をかけながら体温を調節して走りました。

練習の成果もあって、かなり良いペースで走ることができました。

 

前を走るランナーをじゃんじゃん抜いて、同じ時刻でスタートしたランナーのなかではかなり前の方になりました。

エリートランナーの石川選手がいつ来るか、とお盛ましたが、ストーブパイプまでは抜かれませんでした。

 

この写真は67キロ地点チェックポイントのストーブパイプに着いたところ。

そうめんを貰って、食べています。

 

ストーブパイプを出てからしばらくは登り。多少は走って、でも上り坂では無理せずに歩きました。

ストーブパイプを出てから5キロくらい走ったところで石川選手に抜かれました。圧倒的なスピード差でした。

ここでようやく日が出てきました。

 

日が出ると一気に暑くなりました。

ストーブパイプを出てからすぐ始まる一つ目の上り坂は標高差1500mの登り坂。果てしない登りだったけど、ここは問題なくクリアしました。

 

登り切ると今度は標高差1000mの下り坂。下りは足にダメージがたまりやすいので、なるべく楽に下りました。これも長い下りでした。

 

下の写真は下りが終わるところの写真。

だんだん日が昇ってきて、とにかく日差しが強かったです。

標高が下がるにつれて気温も上がってきました。

また、ここは戦闘機が通るルートになっているらしく、何機も戦闘機が通過しました。

赤い矢印は次のチェックポイントのパナミントスプリング(117キロ地点)

ここには13時間48分で到着しました。大体予定通り。

 

その12へ

7月15日夜、いよいよ出発です

 

 

レースの開始時間は20時、21時半、23時の3つのグループに分かれます。

私は21時半スタート。レース会場に向かうときに、20時スタートのグループとすれ違いました。

 

レース会場では体重を測りましたが、レース中の測定はありませんでした

 

 

軍人を中心にアメリカの国歌斉唱。

アメリカで軍人の地位が高く、尊敬されていることが分かりました。

 

レースのスタートを待つ一瞬で、手元に持っていた水をかなり消費してしまいました。

それくらい暑い!

スタート前に手持ちの水を殆どつかってしまうという緊急事態!早々に水が欲しいとクルーに伝えて、スタート直後の地点で車を停めてもらい、無事に給水できました。

 

 

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