シャモニーからLES HOUCHES 8キロ地点
いよいよレース開始です。プオーというラッパの合図とともにトップ選手が駆け出します。比較的前の方にならんでいたと私も間髪入れずに出走します。市街地の中の道路は両側ともに観客が沢山いて、声援を送ってくれます。市街地を出ても道路が大半で、時々アップダウンの少なめの気持ちよく走れるトレイルが出てきます。当初1キロ6分よりは早く走らないようにする予定でしたが、そうすると周囲のペースよりとっても遅くなって危ないので、キロ5分半程度のペースで走行。それでもどんどん抜かされて行きました。今回は170キロも走る大会なので、初めからそんなに飛ばしたら体力が持たないはず。事前情報から、初めのうちはみんな飛ばす傾向にあると聞いていたので、マイペースを保つように注意して走りました。
途中でLES HOUCHESという街の中心部を通過します。この街の方も大勢応援してくれていて、大賑わいでした。一応給水所はあるのですが、足を止める人はごく一部でした。
LES HOUCHESからSAINT-GERVAIS 21キロ地点
ここから本格的な登りに入ります。標高差700メートルの山を登って行きます。スキー場の中の、車が通れるくらいの幅広いトレイルが続きます。まだまだ選手の密度が高いのですが、トレイルが広いので特に渋滞せずに進めました。
他の参加者の話を聞くと渋滞していたということなので、前の方に並べたメリットが出たのだと思います。体力も十分にあって気持ちよく登れたのですが、それでも700メートルの登りは大きく感じました。登りでは特に難所という場所はありませんでした。この山を登りきったあたりで日没。下りはトレイルがシングルトラック(人が一人通れるくらいの道)でした。やや急勾配でした。山を下りながら、遠くに街の光が見えてきました。その光に向かって坂を降りていくと次のチェックポイントのSAINT-GERVISです。この街もお祭り騒ぎになっていました。ここでは道路の両サイドにドリンクが準備してあり、さらにドリンクがコップに入っていて混雑しないように工夫されています。ここから先はトレイルが多くなって時間がかかるので、きちんと補給しました。給水は炭酸入りの水と、炭酸なしの水があるので注意しないといけません。また、コカコーラは全世界共通かと思いきや、変な味が付いていました。給食は日本人にはなかなか口に合わないと思うのですが、チーズやハムではなかなかカロリーが入らないのと、クラッカー的なものもあるのですが、それを食べると口の中の水が全部吸い取られる感じでうまく食べられません。今回のレースはエネルギー摂取の大半をエナジージェルにすると決めていたので、補給のポイントでの食事は最低限にするようにしていました。
