『キレイゴトぬきの農業論』 | 都市農業 ぶっちゃけブログ 農業って儲かンの?

『キレイゴトぬきの農業論』

キレイゴトぬきの農業論 (新潮新書)/新潮社

¥735
Amazon.co.jp


「有機野菜はおいしくて安全なのか?」


農家だけでなく、消費者にもよく話題になる疑問。


茨城県で脱サラで有機農業を営み、「日本一話のうまい農家」とも言われる久松氏が分かりやすく答えている。

同じ野菜農家として、頷きっぱなしのその内容は、例え話を駆使して説明されてとても分かりやすい。

特に有機野菜の実態については、有機農家の口から語られているという点で大きな意味を持つ。


(久松農園は尾崎ファームと同じ少量多品目栽培。相違点は大きく2つ。
有機農業か慣行農業かということと、新規参入か既存の農家かということ。)


うちは農薬も化学肥料も使用しているけど、それらは使わないに越したことはないし、個人的には、日本では有機やオーガニックにはもっと盛り上がっていいはず、と感じている。



7章で構成されているが、有機野菜について語られる第1章以外もとても興味深い。
目次を引用させてもらうと以下の通り。

【内容】
第1章 有機農業三つの神話
第2章 野菜がまずくなっている?
第3章 虫や雑草と どう向き合うか
第4章 小規模農家はゲリラ戦を戦う
第5章 センスもガッツもなくていい
第6章 ホーシャノーがやってきた
第7章 「新参者」の農業論

『キレイゴトぬきの農業論』特設ページ
http://hisamatsufarm.com/news/988.html


Amazonではすでに在庫切れを起こしているみたいだけど、
農家や農業に興味ある方にマストな一冊であることは間違いない。


ちなみに著者の久松さん。お会いしたことは無いのだけれど、ツイッターやフェイスブックで何度かやりとりさせてもらったことがあり、また、このブログも見てくれてるそうで、この度は献本いただきました。(献本してもらわなくても購入する予定でしたが。)

ありがたい時代です。


----------------------------------------

こちらもチェック

美味しい革命―アリス・ウォータースと〈シェ・パニース〉の人びと/早川書房

¥2,520
Amazon.co.jp

「その時期のいちばん旬の、オーガニックな食材を、なるべくシンプルな調理で提供する」という信念のもと、全米ナンバー1のレストランとなった「シェ・パニーズ」オーナー、アリスウォーターの半世紀。
僕の実習先、サンディエゴの知野農場も登場。