『日本プロ野球改造論』 | 都市農業 ぶっちゃけブログ 農業って儲かンの?

『日本プロ野球改造論』

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最近は野球少年が減っているらしい。
自分がかつて所属していた少年野球チームはその後2度合併し、それでも今は一チーム9人集めるのが難しくなっているそうだ。

僕は中学で野球部だったのだけれど、その頃は一学年だけで部員が35人いて、セカンドポジション争いは9人いたもんだ。

野球が国民的スポーツから一マイナースポーツになりかけているという…


そんなことを感じていたら出会ったこの一冊。

著者は北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルスのアドバイザーにして、パ・リーグ、オーナー会議でも提言する35歳の経営コンサルタント。

副題は「日本プロ野球は日本産業の縮図である!」

現状が良くないのに現状に固執する。

半導体メーカー、エルピーダメモリが例に挙げられていたが、
これは農業界にも同じことが言えそうだ。

参考にしているのは海の向こう、アメリカのメジャーリーグ(MLB)

15年前、日本(NPB)と同じ市場規模だったものが今では4倍になっている。


アメリカと言うと、一見、自由主義、競争社会というイメージがある。

しかしMLBが目指したのは戦力の均等化。

例えば、裕福なチームが、そうでないチームに贅沢税を払う。

そうすることによってどのチームにも優勝するチャンスが均一化され、ファンも熱狂する。

日本のようにドラフト逆指名制度などもあるはずが無く、資金力のある強いチームが優勝し続けるということを防いでいる。

ある意味、社会主義的ともとれる仕組みというのは意外だった。


先日WBCが閉幕。(日本はご存知通り残念ながらベスト4敗退でした。)

日本は大会前は一時、不参加を表明していた程だったが、蓋を開けてみればとても盛り上がった。

まだまだ野球の持つポテンシャルは高い。

もし野球人気が復活すれば、日本の衰退産業にとってもそのヒントを見出すことができるかもしれない。

そんな明るい気持ちになれる一冊だった。


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野球ファンはおなじみ。
さいたま西武から海を渡った中嶋もアスレチックスで活躍してもらいたい。