『農業がわかると、社会のしくみが見えてくる』
- 農業がわかると、社会のしくみが見えてくる 高校生からの食と農の経済学入門/生源寺眞一
- ¥1,260
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明日は県内の農業高校がうちに視察に来る。
就農についての心得を語ってくれとのこと。
高校生相手にしゃべるのは初めて。
果たして今の高校生は話聞いてくれるのか?
どんな話に食いついてくれるのか?
と考えてる。
さてこの本は高校生から大学低学年の若者を読者に想定して書かれている。
農業大学校に進学する可能性がある高校生つねに念頭においている。、
となってるから、明日のためには良いタイミングだったかもしれない。
中身は授業形式で書かれていて読みやすい。
著者は東大大学院の教授で専門は農業経済学。
経済理論の基本で
「比較優位の原理」
というのがある。
割高で競争力がないならばいっそのこと農産物は海外から調達して
日本は得意な工業製品の生産に集中すればよい。
こういう議論がないわけでもない。
都市農業と田舎の農業についてもそう。
何も土地代が高く利便性が高いところで農業やらなくても、
田舎でつくって流通発達させればいいんじゃないの?
っていう人もいる。
でも、これは浅はかな考えだということを経済学的に説明してくれていて、
読んでてとてもすっきりした。
当たり前だけど、日本に農業が必要なんだ。