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ピー太郎(小2)
【自閉症スペクトラム／ADHD／軽度知的】
の日常をゆる～く描いています。
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【↓前回の発達検査に行った話↓】
※いつもはイラストを入れていますが、
今回は文章のみでお許しください。
7月26日の発達検査
「まだ検査で診断じゃないし」
という思いがどこかにあったのか…
やはり、心理士さんからの言葉を
受け止めきれずにいました。
主人はこの頃、
まだ発達障がいに関して無関心で
この日もろくに話をしなかったと思います。
ピー太郎たちを寝かしつけた後
泣いたり、ボーっとしながら過ごすうちに
空が白んで来て夜が明けていました。
今が人生どん底みたいな気分で
その様子を眺めていたのを覚えています。
翌日
保育園で担任の先生に報告をしました。
電話では簡単にお伝えしていましたが、
これからの支援方法についても
いろいろ相談しながらやっていこう
という話になりました。
朝の送迎後に話をしたのですが、
やっぱり泣いてしまい
泣き顔を隠しながら出勤するはめに…。
そうして少しずつ
ピー太郎のこと、次男くんのこと
受け入れて進んで行こうと
思っていた矢先…
7月29日
発達検査から3日後。
次男くんが呼吸器系の発作により
突然、天国へ旅立ってしまいました。
それも、
ピー太郎と遊んでいるとき。
ピー太郎の目の前で。
発作の原因は現代医学で解明されていない
発作が起これば、
たとえ場所が病院であったとしても
助けられなかっただろう
交通事故に遭ったようなものだと
思って受け入れてもらうしかない
…………
きっと、それを
予期することも、防ぐことも、助けることも
どうすることもできなかった…
説明してくれた人は
そう言いたかったんだと思います。
実際、発達検査の際の健診では
何の異常もありませんでした。
救急搬送後も担当医師が
「今、日本でできる最善の治療をしましたが
助けることはできませんでした」
と頭を下げられました。
でも、どんなことを言われても
納得なんてできないし、
受け入れることもできない。
それでも遺された側は
生きていくしかなくて
私と主人は1カ月くらい
普通に眠ることも食事もできなかった。
今思い返しても、
ぼんやりとした記憶しか残っていません。
人生のどん底に思えた3日前が
なんて幸せな日だったんだろうって
思えました。
生きていてくれるだけで
充分だったのに。
ピー太郎も睡眠障害やパニックを
度々起こすようになりました。
本当はピー太郎の療育先を
急いで探さなければならない時期で、
ピー太郎のメンタル的にも
早急な受診が必要だったと思います。
でも、
私は動けなかった。
日常に戻ることが怖かった。
そんな私の代わりに
保育園の担任の先生が児相へ
何度もかけ合ってくれていたことを知ったのは
数ヶ月後のことでした。
1年以上待ちのはずの児相での受診
(医師の診断)の順番が突然回って来たんです。
そう、担任の先生がピー太郎と私を心配して
何度もかけ合ってくれたおかげでした。
このことを機に、
少しずつ少しずつ前に進めるように。
そうしてピー太郎は
自閉症スペクトラム
の診断を受けました。
(今ではADHDや軽度知的にPTSDも…)
診断後すぐに療育手帳の申請の説明を受け、
担任の先生にも勧められて療育手帳取得。
春に問合せをして、
秋には診断がついているというのは
本当に異例のスピードだったと思います。
ピー太郎の発達障がいを不安になったり
思い悩んだりすることもあるけど、
最終的には
子どもの未来を考えて悩めるって
なんて幸せなことなんだろう
って、今は思える。
悩めるのは未来があるから。
子どもが無事に生まれて
元気に成長して
やがて大人になっていく
それって当たり前のように思いがちだけど、
当たり前じゃないんだよね。
この気持ちはいつも忘れないように
胸に刻んでいます。
……………
次男が亡くなった話はアメ限にしているので、
正直書くの気が重かった話…
やっぱり、どれだけ経っても
思い出すのはつらいし、苦しい。
発達検査も次男に付き添えば良かったとか
もっとワガママきいてあげれば良かったとか
どうしようもない、後悔ばっかりです。
でも、ピー太郎の発育をまとめる上で
避けて通れない部分なので
ここに記録しておきます。
次回、
18)ピー太郎の発育歴
【診断がついたピー太郎の就学先問題】
を通常バージョンでお届けします。