「色即ぜねれーしょん」を観た。
去年の夏の映画。

テーマは音楽と青春。「アイデン&ティティ」に続く田口トモロヲさん監督作品です。

いい映画でした。

主役を演じたのはバンド・黒猫チェルシーのボーカル 渡辺大知さん。
十代で演技経験0で、初主演で、日本アカデミー賞新人俳優賞を授賞しました。

ホントいい演技でした。

くるりの岸田繁さんや銀杏BOYZの峯田和伸さんも前作に続き出演していますが、演技が上手い。

なんでミュージッシャンは演技経験がなく勉強もしていないのに、こんなに演技が上手いんだろう。

本作にも出演し、
俳優としても大好きなリリーフランキーさんも、本業は作家なのに、愛しい演技をする。
監督をした田口トモロヲさんも、漫画家でありミュージシャンであり俳優だ。
好きな表現者です。

魂なのか、その瞬間生きれるからなのか、情熱なのか、人としての経験からなのかわからないけど。

演技とか表現は勉強じゃないなーと思い知らされる。

演技だけを追究してる役者が負けることも沢山ある。

この人達凄い。

「職業…自分」になってる気がします。