今回は、韓国の航空会社の飛行機で、
成田soonソウルsoonパリと乗り換えて行きました。
パリに行くまでの飛行機では、韓国人の女の子が隣でした。
窓から見える、曇の上の青空を見て、彼女は目をキラキラさせて、笑っていました。
興奮しながら、デジカメでそれを撮っていたので、窓側の席の私が代わりに撮ってあげました。
飛行機な中からの景色に慣れてしまった私にとって、その純粋な笑顔は、羨ましい表情でした。
景色に慣れていなかったとしても、出来ない顔。
だから、高校生くらいかなーー?と予想しました。

パリに到着して、飛行機から降り、預けたバックを受け取るまでの時間。
彼女とずっと話しました。
お互い下手な英語で、もどかしかった。
彼女は高校生ではなく、26歳でした。

「何日いるの?」
「3日間」
「あなたは?」
「3年間」

この私との時間が、3年間の長いパリ生活の始まりの様でした。
彼女は「you are kind」と言って、
最後に韓国のハイチューをくれました。




飛行機の中は大好き。
寝られないけど、私にとって16時間あっと言う間。
許された空間、日常とは別物になった時間、限られた持ち物。
限界を超えた、限界だらけのこの時間が好き。
映画や本をずっと見ています。