小学校からの幼なじみであるちさが、東京に来てくれました☆普段仕事以外でほとんどしないのに、私は一日バイトを休みにした。 彼女は今名古屋でアパレルの仕事をしています。 二人の出会いは小学五年生。頑固で負けず嫌いな二人は、誰よりお互いの事が大嫌いでした。なのになぜかいつも一緒にいるようになりました。 いつかコンビで女優さんになって、二人で東京に暮らす。そんな夢を持ちました。 それは私の明るい人生の始まりでした。 中学時代は一日30枚位の分厚い手紙を毎日交換しました。 それは夢や、恋についての気持ち。 私はちさがライバルで、ちさには負けたくなくて、なのにちさに一番の理解者で居て欲しかった。 あの日から今まで13年間ずっと、やっぱり彼女には叶わないし、私の理解者です。 今日は一日ずっと絶え間なく喋った。雨が降っても、晴れても。
気持ちを語りつくした。でもまたきっと語りたい事が起るんだろうな。 私が今東京にいて、この仕事を選んだ原点は、ちさです。