小沢代議士本人よりメッセージ | 小沢さきひと オフィシャルブログPowered by Ameba

小沢代議士本人よりメッセージ

私は14日午前、大阪で日本維新の会の橋下代表と松井幹事長の両氏と会談し、政策全般及び政局について意見交換をしました。『一緒にやりましょう』という要請をいただき、私としては『後援会と相談して回答します』とお伝えしました。後援会の了解を得られれば、日本維新の会への入党を考えています。

私は今回の衆議院議員総選挙で7期目を目指すことになり、政治家としても第4コーナーを回った位置にいます。残りの政治人生で果たしたいことは、日本の衰退を食い止めるために抜本的に統治構造(国の仕組み)を変えていくことです。具体的には、①一院制の導入と200人の議員定数削減②憲法改正の手続きを定める96条の改正③約20年に渡るデフレと現下の円高を脱却するため、政府・日銀が一体となった金融政策を行なうための日銀法改正、の3つがあります。この3つの政策は残念ながら民主党では受け入れてもらえず、逆に、日本維新の会には党の主要政策として採用していただきました。共通の目標を持つ仲間と大改革を目指してやっていきたいのです。これが離党を決意した理由です。

選挙について言えば、民主党、自民党の選挙情勢調査でも、私は民主党のままでいれば当選できるという結果が出ています。離党をすれば民主党は候補を立てるでしょうし、日本維新の会が山梨、南関東でどの程度票を取れるかは全く分かりません。しかし、私の頭の中には、『さきちゃん、もう一回革命(維新)をやろうぜ』という仲間の言葉が響いています。2年前に訪れたキューバで、革命の英雄チェ・ゲバラの執務室を見てきました。彼はキューバ革命の後、一時中央銀行総裁等の要職に就き、我が国にも来日しています。しかし、その後、民衆の為にボリビアに赴き、革命の戦火に倒れました。革命そのものの評価は別として、そのエネルギーと国や国民のために戦う思いに胸を熱くしました。衰退する日本に歯止めをかけ再び甦らすために、私はこれからも我が身を捧げたいと思います。どうか引き続きのご指導ご鞭撻を心よりお願い致します。