消費税関連法案の採決を終えて | 小沢さきひと オフィシャルブログPowered by Ameba

消費税関連法案の採決を終えて

【前回衆院選で『消費税はやらない』と言って戦った以上、政治論として大手を振って賛成することはできない】

 私は26日、衆議院本会議において消費税増税など税制関連の2法案の採決を棄権しました。社会保障と税の一体改革関連8法案の採決のうち、社会福祉関係の6法案に賛成票を投じた後、議場を退席したのです。

 私自身、消費税増税につき昨年の「民主党社会保障と税の抜本改革調査会」では会長代理を務め、政策論的に自分が方向性を示す責任者のひとりとして決めました。その経緯を踏まえると、今回の三党合意も『政策論としてぎりぎり許容範囲』といえるものでした。

 しかし、前回選挙で『増税しない』とした国民との約束を反故にすることはできません。そこで、苦渋の決断として棄権を選択したのです。
 今後は、今回の消費税増税法案にもみられるように、いつもゴタゴタした印象を持たせるとりまとめの過程を仲間と立て直し、民主党における政策決定過程の確立に汗をかいていく所存です。

 「0増5減」の減員区での棄権議員となり、党からの公認の問題も生じる可能性もありますが、国民・県民の皆さまとの約束を破るわけにはいかないと考え、悩んだ末の選択でした。
 党執行部が検討している処分は甘んじて受けるつもりですが、ぜひ皆さまに

今回の私の選択につきご理解いただき、引き続きのご支援、ご鞭撻をお願いできればと思います。