明るいあの子が泣いた、いや正確には泣かせた。
昨日は中3女子の個人授業。
3時間の授業だが、期末直前で一気に数学を終わらせようと、結局6時間頑張った。
途中集中力が何度か切れかけたが、最後までよく頑張った。
しかし、私は見逃さなかったのである…。
普通なら考えられないケアレスミスを多発する。
いくら集中力が切れたとはいえ、あまりにも単純なミスだ。
注意力とは別の次元に原因が潜んでいると私は考えた。...
でも彼女は「終わった~ぁ!」と言って笑顔で帰ろうとする。
いつもそうだ。
彼女は明るさと笑顔が持ち前で、人前ではけっして泣いたりしない。
「待て、話をしよう、座れ」
彼女の体を私の正面に向かせ、目を見て質問した。
「今日はすごく長い時間かかってしまったが、オマエの気持ちはどうなの?」
「やり切ったという達成感?それとも何でこんなに時間がかかるのかという悔しさ?」
すると彼女は暫く考えて小さな声で言った。
「悔しい…」
「何やってんだろ、私…」
ここなのである!
多発するミスの原因は注意力不足や集中力の欠如だけではなく、「自信のなさ」を独りで抱え込んでいるところにあったのだ。
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