明るいあの子が泣いた、いや正確には泣かせた。


昨日は中3女子の個人授業。

3時間の授業だが、期末直前で一気に数学を終わらせようと、結局6時間頑張った。

途中集中力が何度か切れかけたが、最後までよく頑張った。

しかし、私は見逃さなかったのである…。


普通なら考えられないケアレスミスを多発する。

いくら集中力が切れたとはいえ、あまりにも単純なミスだ。

注意力とは別の次元に原因が潜んでいると私は考えた。...

でも彼女は「終わった~ぁ!」と言って笑顔で帰ろうとする。

いつもそうだ。

彼女は明るさと笑顔が持ち前で、人前ではけっして泣いたりしない。


「待て、話をしよう、座れ」

彼女の体を私の正面に向かせ、目を見て質問した。


「今日はすごく長い時間かかってしまったが、オマエの気持ちはどうなの?」

「やり切ったという達成感?それとも何でこんなに時間がかかるのかという悔しさ?」


すると彼女は暫く考えて小さな声で言った。

「悔しい…」

「何やってんだろ、私…」


ここなのである!

多発するミスの原因は注意力不足や集中力の欠如だけではなく、「自信のなさ」を独りで抱え込んでいるところにあったのだ。


★この記事の続きにご興味のある方は以下をご覧ください。 
https://www.facebook.com/atsushi.ozawa.10/posts/659282327484054



東京新宿区市ヶ谷 名前もない小さな個人塾