国会議員の「地元回り」 | 小里 泰弘オフィシャルブログ Powered by Ameba

国会議員の「地元回り」

先日、地元回りをしていると、支援者の人が「毎週末に帰って来なくても地元は私たちが固めるから東京で頑張って」と。

選挙をする身にとっては、とてもありがたいことで、この上なく心強いことです。

実は、私たち国会議員が毎週末に地元入りするのは、もちろん選挙対策の意味合いもありますが、本来は地域のニーズを汲み取り、国の施策に活かすことにあります。

例えば、地域の農家の皆さんとの意見交換会で、政権交代後改変された「転作奨励制度」や「農地・水・環境保全向上対策」が現場の実態に合っていないことを知り、国会等で取り上げ、制度を改善できました。

加治木町市来原地区の皆さんとの意見交換会では、地域にまともな水道がなく、生活用水、産業用水に困っているとの要望を受け、笹山市長や酒匂県議と共に国や県と掛け合い、簡易水道の設置事業を実現できました。

あるいは、福山町の佳例川地区では、国道沿いに明治時代に作った「割子田橋」が川の流れを阻害し、洪水の原因となるとのことから、地域の人々と川に浸かり、検分し、国土交通省と掛け合った結果、掛け替え工事を行うことになりました。

さらに、伊佐市針持地区の「新土瀬戸橋」、霧島町の「手籠川治水」や各地域のコミュニティーセンター、介護施設など、昨年だけでも多くの事業が「地元回り」の成果として実ったり、進捗しました。

いささか自己宣伝ぽくなってしまいましたが、私にとって地元回りは、多くの情報を得たり、地域のニーズを勉強し、政策のヒントを得る貴重な機会です。

もちろん、地域の課題を解決できた時は政治家冥利だし、地域の自然や地域の人々に触れ合うこと自体が楽しみです。

明日は農林水産委員会で質疑、先般の農家の皆さんとの意見交換会で伺った声を活かします。

http://blog.livedoor.jp/o_yasuhiro/archives/1584312.html