震災視察まとめ | 小里 泰弘オフィシャルブログ Powered by Ameba

震災視察まとめ

●遠野市後方支援基地へ
逢沢国対委員長と合流、遠野市の後方支援基地に向かっています。
逢沢委員長は一昨日から被災地を回って来られたとのこと。
きょうは鈴木俊一自民党県連会長にご案内をいただいています。
http://blog.livedoor.jp/o_yasuhiro/archives/1418591.html

●自衛隊、警察、消防、ボランティアの活動拠点
遠野市では、本田市長、工藤県議さんらから説明を受けました。
遠野市は、岩手県沿岸部と内陸部の交流拠点、いざという時に支援部隊が集結し、展開しやすい地理的条件を備えています。
何年も前から宮城県沖地震を想定し、後方支援基地としての整備を進めてきました。
今回、発災と同時に自衛隊、警察、消防、ボランティアの活動拠点となり、また全国の自治体から支援物質を受け入れ、各被災地へ届けてきました。
このような支援拠点が各地に欲しいものです。
避難所ではいまだにパン、おにぎり、カップ麺など炭水化物にかたよった食事が多いとのこと。
また、避難所の高齢者は帰る家もなく、新しく家を建てる資力も気力もなく、これからの高齢者ケアーが大きな課題であることを強く感じました。
http://blog.livedoor.jp/o_yasuhiro/archives/1418631.html

●釜石市中心市街地
釜石市中心市街地は軒並み一階の天井部分まで浸水したものの、建物そのものは残っているため、頑張って再開しようという商店主が多いとのこと。
http://blog.livedoor.jp/o_yasuhiro/archives/1418648.html

●大槌町の惨状
大槌町は正に壊滅状態。お母さんを亡くした岩崎県議が案内。
役場も破壊され、仮設の役場で、亡くなった町長さんの代わりに副町長さんが説明。
職員は33名が亡くなり、応援は来ているものの、震災事務に追われ、大変な様子。
自宅は何とか残ったものの、家電や家財道具を失った人々への支援や、防波堤が壊れ、口が空いたままの湾口への対応を要望されました。
中央公民館の避難所では、とにかく早く仮設住宅に移りたいと。
http://blog.livedoor.jp/o_yasuhiro/archives/1418694.html

●安心・安全な新たな町づくり
山田町も津波で町の半分の3000戸が被災し、安心・安全な新たな町づくりが求められています。
町長さんの話では、高台への集団移転が望ましいものの、財源と住民の意向が課題とのこと。
被災地の意向を汲み取りながら、国としての支援措置をメニュー形式で打ち出す必要性を感じました。
http://blog.livedoor.jp/o_yasuhiro/archives/1418707.html

●山にも影響が
宮古市は港町、地元の平沼県議に案内いただきました。
ここはあまり報道されていませんが、1000近くの死者、行方不明者が。
港の大きな木材加工施設が全壊、岩手、青森、秋田の間伐材を引き受けていたため、広域的に山の作業が止まってしまっています。
このままでは、輸入合板材にマーケットを取られてしまいます。
国産材の利用促進、森林育成の為にも復旧を急がなくては。
http://blog.livedoor.jp/o_yasuhiro/archives/1418740.html

●なんとかお役に立ちたい。
きょうの視察を終了、盛岡の宿泊所まであと1時間半の行程とのこと。
鈴木俊一前代議士、地元県議の皆さん、市長さん、町長さん・・・案内いただいた皆さんそれぞれに郷土の復興に一生懸命です。
なんとかお役に立ちたいと心底思ったことでした。
http://blog.livedoor.jp/o_yasuhiro/archives/1418750.html