宮城の被災地を視察して | 小里 泰弘オフィシャルブログ Powered by Ameba

宮城の被災地を視察して

09:00 山形空港着。陸路宮城へ。自民党大震災緊急対策プロジェクトチームとしての視察です。メンバーは林芳正政調会長代理、事務局員と私の3人

10:30 仙台市長と面談。予定時間を大きくオーバーして市長の話を聞く。

ゴミ処理問題、介護要員の不足が深刻。義援金の配分の迅速化、行方不明者の「みなし死亡」の認定も急ぐ課題。その他多くの課題を市長よりいただく。

11:40 六郷市民センターの避難所に。特に洗濯機、物干し場について要望あり。「早くここを出たい」と、仮設住宅を望む声も切実。

12:10 海岸部へ。市街地を外れ、海岸部が近づくに連れて景色は一変、水田も住宅街も壊滅し、市街地と海の間には、ガレキ以外、何もない状態。テレビで見た光景が延々と続く。

13:15 岡田小学校にある避難所へ。避難所長が元気。民間ボランティアが入浴設備を提供。ここでも仮設住宅の早期提供を強く求められる。

14:05 蒲生地区住宅街へ。津波が川を上がり、大きな被害に。やっと最近、車が通れるようになり、住宅街を進むものの、道の両側はガレキの山、逆さになったトラックの上に乗用車が乗り上げている光景も。

14:15 港湾部のコンテナ置き場へ。かなり片付けられているものの、押し潰されたコンテナが衝撃の大きさを語る。

15:00 宮城県知事と面談、特に仮設住宅建設について国に全体の調整を図って欲しいこと、柔軟に被災者支援に使える交付金の必要性など課題を承る。今後とも連絡を取り合い、対応していくことを確認。

緊急対策プロジェクトチーム座長として、改めて被害の深刻さを認識し、ご遺族、被災者の皆様の思いに胸を痛めた1日でした。

市長さん、避難所の皆様、現場の皆様、県知事さんからいただいた要望のほとんどが私たちが先週水曜日に菅総理に提出した「第1次緊急提言」に対策案として入っていますが、さらにその実施を政府に求めて参ります。

明日も緊急対策プロジェクトチーム全体会議を開催します。

http://blog.livedoor.jp/o_yasuhiro/archives/1401277.html