小沢氏起訴に思う。

小沢氏がついに起訴されることに。

出所不明の「自己資金」４億円を隠すために偽装工作をした政治資金規正法違反容疑。

東京地検特捜部の捜査では、小沢氏を起訴できるだけの供述や証拠を得ながら、上級庁の判断で「嫌疑不十分」とされ、（決して嫌疑無しとされたわけではない）起訴が見送られたとされています。

しかし、その供述調書や証拠書類がそのまま検察審査会に送られているため、当然の結果として「起訴相当」となったものです。

秘書３人が逮捕、有罪となりながら、本人は国会で１度も説明していません。また、小沢氏については、何十億円もの政党交付金を我がものとした「政党転がし」や「土地ころがし」、そして「ゼネコンころがし」など、多くの疑惑が未解明です。

民主党内からも説明や責任を求める声はほとんどなく、小沢氏の証人喚問要求も参考人招致要求も数の力で押さえ、そのうえ、検察に圧力をかけるなど、民主党の「疑惑隠し」は目に余るものがありました。

さらに、そのような小沢氏を日本の総理大臣にしようと擁立し、半数近い民主党の国会議員が小沢氏を支持した責任も大きく問われます。

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