衆議院予算委員会で中国漁船接触事件を審議 | 小里 泰弘オフィシャルブログ Powered by Ameba

衆議院予算委員会で中国漁船接触事件を審議

明日からの臨時国会を前に、衆議院予算委員会で「尖閣諸島漁船接触事件」について集中審議。

仙谷官房長官は、「中国との戦略的互恵関係をいかに中身を豊かにしていくかという判断に基づいて対処していく」(9月22日 官房長官記者会見)、「大局的な政治的な判断をしつつ、処理をしていく」(同記者会見)と述べ、9月24日の船長釈放があったにもかかわらず、

きょうの答弁では、「政治介入はなかった」、「認識していなかった」、「すべては検察の判断」と、責任転嫁、隠蔽のオンパレード。菅総理も歯切れが悪く、答弁の多くを仙谷氏に委ねていました。

そもそも今回の事案は、国家の主権、危機管理に係る問題です。堂々と政治介入すべき話どころか、政治が主体となって対応すべき事態です.

稚拙な対応で、

1.尖閣諸島が日本の領土であることの揺らぎ

2.中国から謝罪と賠償を要求する声明

3.中国による東シナ海ガス田開発強化

4.ロシアの北方領土に関する主張の強化、中国とロシアの連携

5.ASEAN(東南アジア諸国連合)の失望

を招いた責任は重大です。

政府は自らのミスを認め、速やかなビデオの公開をはじめ、毅然たる対応で国益の回復に努めなければなりません。

http://blog.livedoor.jp/o_yasuhiro/archives/1183193.html