この日の自宅コンサートはDTC021-7クラシックDATの鑑賞で、デュカスの「交響詩魔法使いの弟子」です。

 

 

DAT(ディジタル・オーディオ・テープ)に録音したクラシック曲です。

 

 

【デュカス「交響詩魔法使いの弟子」のWikipediaの解説抜粋】

交響的スケルツォ『魔法使いの弟子』は、フランスの作曲家ポール・デュカスが1897年に作曲した管弦楽曲。日本においては通例「交響詩『魔法使いの弟子』」と表記される。

極度の完璧主義者として知られ、自らが佳作と認めない作品は生前にすべて破棄してしまったデュカスは、わずかに13曲しか作品を遺していない。この作品はそのうちの1つであり、したがってデュカスの自信作のひとつである。デュカスの最も有名な作品として知られる。

ゲーテが、サモサタのルキアノスの詩『嘘を好む人たち』(Philopseudes)に基づき書き上げたバラード『魔法使いの弟子』(Der Zauberlehrling)の仏語訳を原典としている。

1897年に「ゲーテによる交響的スケルツォ」として脱稿し、デュカスの出世作となった。

ベルリオーズやワーグナーの流れを汲む華麗な管弦楽法、ベートーヴェンやブラームス、恩師フランクに影響された堅固な楽曲構成、畏友ドビュッシーに明らかに触発された全音音階の多用など、伝統的な要素とモダンな要素が相俟って、独特の魅力的な音響世界を作り出している。古典的な形式と新しい音楽語法との融合は、ラヴェルの成熟期の作風に先鞭をつけたと見なされている。

総譜はデュラン社のほか、インターナショナル社などからも出版されている。