No171の利尻岳です。

 

                                     ※年齢は二人の合計

 

利尻岳は憧れでしたが、我々夫婦には無理な山と諦めていました。ところが、その年の春の韓国済州島漢拏山ツアーに参加して、初めて一日10時間以上歩きました。それで、ちょっと自信がつき、利尻岳登山に挑戦することにしました。

 

 

利尻岳には山小屋がありません。ですから、登り下り10時間以上かけて登山口に戻って来なければなりません。

 

そうなるとトイレも問題ですが、携帯トイレ使用が義務づけられています。トイレがないので、変わりに携帯トイレを使うブースが何ヶ所かあるのです。そして、使った携帯トイレは自分で持ち帰り、登山口に戻ったら指定の回収ボックスへ投入するのです。

 

利尻島では嬉しいこともあって、島には熊もヘビもいないとのことです。

 

てすが、もう一つ問題があって、心配は混雑しての渋滞です。利尻登山カレンダーによると、この日は大渋滞の日になってます。

 

 

しかし、いざ登山となって周りを見てもそれほど人が多いとも思えません。結果、この日は普通で、そんなに混み合うことはありませんでした。あのカレンダーはいったい何なんでしょう。利尻岳もブームが去って落ち着き、予想される登山客は来なくなったのでしょうか。

 

ということで、登山開始すると素敵な場所にやって来て、さすが別名利尻富士と呼ばれているだけあって山がとても綺麗です。

 

 

6時間35分かかって、ついに利尻岳山頂です。

 

 

帰りは4時間15分で辿り着くことが出来ました。

 

登山は順調に出来たので、予備日が丸々自由に使えますから、フェリーで礼文島にも行きました。

 

 

礼文島にはいくつかのトレッキングコースがあるのですが、この日は「フラワーロード」と呼ばれる「桃岩展望台コース」を歩くことにしました。

 

 

こんなところですが、海抜ゼロメートルで高山植物が見れる不思議な場所です。

 

 

利尻島・礼文島ではリシリ何とかとか、レブン何とかとかいろんな花に出会いましたが、特別な花と言ったらこの二つでしょうか。

首を垂れた利尻島姫沼のチシマアザミで、上を向いている本土のアザミとはなにか違ってお淑やかです。        

 

 

礼文島のレブンウスユキソウですが、まさにエーデルワイスです。

 

 

民宿に三泊したので、毎日美味しいものをいっぱい食べましたが、お気に入りはこの利尻ラーメンでした。

 

 

仙台空港から千歳乗り換えで利尻空港への旅でしたが、移動が大変だったけれどたくさん楽しめて素敵な思い出になりました。