この日の自宅コンサートはCDC004クラシックCDの鑑賞で、ヘンデルの「水上の音楽」です。

 

 

                    演奏 : ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

 

          指揮 : ニコラウス・アーノンクール

 

 

【「水上の音楽」のWikipediaの解説】

 

「水上の音楽」は、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルが作曲した管弦楽曲集。
弦楽合奏とオーボエ、ホルン、トランペット、フルート、リコーダーなどからなる管弦楽編成。フランス風序曲形式による序曲と、舞曲形式を主とする小曲数曲の楽章からなり、管弦楽組曲のジャンルに属する。今日ではヘンデルの代表的な管弦楽作品の一つとして知られる。

ヘンデルは、1710年にドイツのハノーファー選帝侯の宮廷楽長に就いていたが、1712年以降、帰国命令に従わず外遊先のロンドンに定住していた。ところが、1714年にそのハノーファー選帝侯がイギリス王ジョージ1世として迎えられることになる。
そこでヘンデルが王との和解を図るため、1715年のテムズ川での王の舟遊びの際にこの曲を演奏した、というエピソードが有名であるが、最近の研究では事実ではないと考えられている。しかし現在確実とされているのは、1717年の舟遊びの際の演奏であり、往復の間に3度も演奏させたという記録が残っている。後、1736年にプリンス・オブ・ウェールズの妃に決まったオーガスタを迎えるための舟遊びが催され、そこでも『水上の音楽』が演奏されているが、この曲は1717年の曲とは別のものであったらしい。現行の『水上の音楽』は、これらの舟遊びに関係して数度に分けて作曲、演奏されたものと今日では考えられている。