「嘘をついてはいけません」
「みんなと仲良くしましょう」
「あいさつは大切だから、あいさつがきちんとできる人になりなさい」
私はこれらのことを子供に言ったことがありません。
今日は 「嘘をついてはいけません」 について考えてみましょう。
あなたは今までに嘘をついたことはありませんか?
「ない」と答えた人のその言葉は、ほぼ100%嘘ですね。
息子が4、5歳の頃のことになりますが、息子が友達と遊んでいる時に、押されてか、たまたまあたってかで、押される形になって、転んで顔を擦りむいたということを申し訳なさそうに先生が、お迎えに行った私に教えてくれました。
その後、通園バッグなどを準備して息子が出てきました。
見ると、顔を少し擦りむいていました。
「顔、擦りむいてるね」と話しかけると、 「自分で転んで血が出た」と息子は答えました。
息子としては、そのお友だちのことをかばって、嘘をついたようで、
「◯◯ちゃんが押した!」と言うこともありませんでした。
私はその時、むしろ嬉しく感じました。
子供の成長を感じたからです。
もちろん、悪い嘘はあります。
悪事を隠すための嘘、保身のための嘘、人を傷つける嘘などは悪い嘘でしょう。
私は嘘について、次の4パターンに分かれると考えます。
① 人を幸せにする真実。
② 人を不幸にする真実。
③ 人を幸せにする嘘。
④ 人を不幸にする嘘。
①は何ら問題ありませんし、④は誰が考えても悪いことでしょう。
しかし、②や③はどうでしょうか?
程度にもよりますが、私は③は悪いことだとは思いませんし、②はどちらかというと悪いのではないかと思います。
「嘘も方便(ほうべん)」
(嘘は罪悪ではあるが、よい結果を得る手段として時には必要であるということ。)[大辞泉]
(嘘は罪悪ではあるが、よい結果を得る手段として時には必要であるということ。)[大辞泉]
という言葉もあります。
もちろん、何でもかんでも「嘘も方便」というのはよくありませんが、子供のつく嘘に目くじらを立てすぎるのはどうかと思います。
子供が自分に対して良くない嘘をつくようならば、子供に対してではなく、むしろ自分の接し方を見直す必要があります。
信頼されていないのかもしれませんし、どうせ叱られると思っているのかもしれません。
もちろん、何でもかんでも「嘘も方便」というのはよくありませんが、子供のつく嘘に目くじらを立てすぎるのはどうかと思います。
子供が自分に対して良くない嘘をつくようならば、子供に対してではなく、むしろ自分の接し方を見直す必要があります。
信頼されていないのかもしれませんし、どうせ叱られると思っているのかもしれません。