Good-By Tokyo!!
メイド喫茶を出る頃には、とっくにお昼の時間を過ぎていた。
それなりに腹も減っていたので、飯を食いに行くことになったのだが俺はどうしても東京に来たら行きたいと思っていたラーメン屋があった。
それが彦龍である。
俺の好きな漫画家にピョコタンという漫画家がいる。その人の漫画にこの店が紹介されていた。
日本一まずい店としてw
ちなみにこのピョコタンは彦龍の常連である。それを見た、当時中1の俺は何だかとても行きたくなり過去何度か足を運ぶがいつも店が閉まっているのでが入れなかったのである。
今回もダメもとで行ってみたが、なんとやっていた!!111しかし、日本一まずい店である。逆に開いていると気が引けてしまって近くの博多ラーメン屋に行こうという話も持ち上がったが、今日は完璧にネタに生きよう!と言うことで、入りましたよ。
店にはいると、い、、、、、いたーーーーーー!!!!!111俺が約6年間会えなかった彦龍のおやじがそこにいるではないか!くぁwせdrftgyふじこlp;:@「」
んで、まぁ色んなラーメンはあるのだが無難に「ラーメン」を注文した。
「あいよ♪」という威勢の言い掛け声のあと、手際よく調理を始める親父。さぁ、どんなまずいラーメンかこの下で確かめてやるぜぇ!!!111
ちょwwwおまwwwスープ今から温めるの??w
うはwww麺の両適当www
そんな期待をよそにできたのがコチラである。
ちゃんと、麺をドンブリに入れたら混ぜてくれよなw見た目は、まぁどこにでもあるラーメンである。
いよいよ、食すときが来た。さぁ、苦節6年どんとこい!
ズズー。。
チュルチュル・・・
・・・ん?
んん!?
んんんん!?
思ったほどまずくないぞ!?!?
この彦龍。テレビにも何度か出演したことがあり、あのビートたけしに「キムチをドブに捨てたような味」と言わしめた味はどこに行ったんだろうか。確かに、スープが薄いしおせじもうまいとは言えないがこれよりまずいラーメンは食ったことはあるぞww
食い終わった後、色々お話を聞くことが出来たのでこのラーメンの味などについても聞いてみた。
んで、聞いたことをまとめてみた。
・まずいラーメンは普段は出さない。頼まれないと作らない。
・テレビの時は、最高にまずく作った。
・まずいラーメンはメニューには載っていない。頼むときは、2人以上で来店しないと作らない(もうひとつ、普通のラーメンを作りどれだけまずいか確認させるためw)
もう、何て言うかすごいよねw「まずい」って飲食店では致命傷になる言葉なのに、それを売りにしてるんだもんww
さらに、親父が言う。
「だけど、本当にまずい店だったらすぐつぶれてるでしょ」って。確かにそうなんだがww
他にもテレビ出演の裏話を聞いた。この彦龍が全国的に有名になったのは「神出鬼没タケシムケン」という番組のまずいラーメン屋選手権で6週勝ち抜いたからなのであるが、これは実はヤラセだったらしい。
「テレビ局の人に何週か出てくれって言われて出た」らしいのである。そうまで、言われてプライドが傷つくのでは??と思ったのだが「俺は志村けんさんの大ファンなんだよ!志村さんに会えれば何でも良かった」だそうですwまぁ、お金もらって芸能人に会えるなんて素晴らしいよなww
その後も色々な話が聞けた。でも、ちょっとココでも書けそうにないくらいことも含まれるので割愛するがw
確かに、ラーメンはうまくなかった。だが、親父の人柄とこの店の雰囲気がまた最高である。だって、ラーメン一杯で普通1時間以上もいられないでしょ。最後に親父とがっちり握手をして帰った。
そして、最後の目的のために下北へ。
マーチンのブーツを探していたのだがなかなかいいものが見つからず、結局ウエスタンにすることで妥協した。しかも激安だった。
んで、原宿に戻りACDCへ行った。そして、革ジャン購入。あと、古着屋を何店か回り茨城へ戻った。
すごく、濃い1日だった。楽しかったぜ!!