気になっています。
市長が市政運営のメインスローガンに掲げている言葉
今のありがとうだけでなく
未来のありがとうのために
市職員の募集ポスターや市報の1面にも掲げられています。
東大和市職員募集のポスター
令和8年度市長施政方針のスローガンを1面に掲載した市報
主に、職員向けに発されているスローガンのようです。
- 「ありがとう」とは、誰が誰に対して発する言葉なのか?
- 「今のありがとう」と「未来のありがとう」を対立的に並べる意図は?
【尾崎りいちの予算討論の該当部分】
まず、予算編成にあたって市長が掲げた「いまのありがとうだけでなく、未来のありがとうのために」というキーワードについてです。
憲法第11条は、「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない」としています。その権利はお上から授けてもらう施しものではなく、国や地方自治体はその権利を保障する責任があるのです。「ありがとう」という言葉はふさわしくありません。市民から「ありがとう」という言葉が寄せられた際には、「主権者であるあなたの当然の権利です」と返されるべきです。
さらに、「今のありがとうだけでなく、未来のありがとうのために」という言葉には、未来のために、今は我慢してくださいという意味が含まれています。市長の予算説明でも、その直後に「持続可能な自治体運営」という言葉が出てくること、東京平均の1.7倍もの高い負担率になっている国保税の引下げを拒否する理由を「国民健康保険事業の安定的な運営を図るため」としていることなどでも明らかです。
しかし、「すべての基本的人権」は、現在も将来も、ずーっと保障されなくてはなりません。憲法第11条でも、先ほどの引用に続いて「この憲法が国民に保障する基本的人権は、犯すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与えられる」とされています。「持続可能な自治体運営」という言葉は、地方自治を保障せよと国家に対して発すべき言葉ではあっても、市民に向けて、我慢や不利益、不自由を求める理由として発すべきではありません。
憲法第11条は、「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない」としています。その権利はお上から授けてもらう施しものではなく、国や地方自治体はその権利を保障する責任があるのです。「ありがとう」という言葉はふさわしくありません。市民から「ありがとう」という言葉が寄せられた際には、「主権者であるあなたの当然の権利です」と返されるべきです。
さらに、「今のありがとうだけでなく、未来のありがとうのために」という言葉には、未来のために、今は我慢してくださいという意味が含まれています。市長の予算説明でも、その直後に「持続可能な自治体運営」という言葉が出てくること、東京平均の1.7倍もの高い負担率になっている国保税の引下げを拒否する理由を「国民健康保険事業の安定的な運営を図るため」としていることなどでも明らかです。
しかし、「すべての基本的人権」は、現在も将来も、ずーっと保障されなくてはなりません。憲法第11条でも、先ほどの引用に続いて「この憲法が国民に保障する基本的人権は、犯すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与えられる」とされています。「持続可能な自治体運営」という言葉は、地方自治を保障せよと国家に対して発すべき言葉ではあっても、市民に向けて、我慢や不利益、不自由を求める理由として発すべきではありません。

