不満な確率

わたくしが患者さんから
お叱りを受ける確率について
考えていました。

刺青・タトゥー除去治療は、
もともとものすごく厳しい分野ですが、

六本木境クリニックの
刺青・タトゥー除去治療は
世間一般と比較すると
まあまあ上手くいくことが
ほとんどですので、

お叱りを受けることが
あまりないように思います。

一方、スプリングスレッドは、
受ける人の状況によって
違ってくるように思います。

他の糸のリフトアップ施術や
切るフェイスリフトを
受けたことがある方の場合は、

本当に良いたるみ治療が
世の中には全然ない
という現実を
よくわかっているため、

スプリングスレッドを受けて
不満を持つことは
ほとんどないように思います。

お叱りを受ける可能性は
１％以下かもしれません。

それに対して、
美容医療自体が初めての方の場合は、
スプリングスレッドに対する期待値が
異様に高くなるためか、
「物足りない」
と数％くらいの方が
おっしゃるように思います。

それでも、
六本木境クリニックの
スプリングスレッドでは、
他院でおこなわれた
スプリングスレッドの結果に
よくありがちな凸凹などは
ほとんど言われなくなりました。

でも、感染が少ないわけではありません。

今、一番問題を感じているのは
目周りの手術です。

雨の日の下り坂の交差点は
普段よりも交通事故が何十倍も多い
というのと似ていて、

目周りの手術には、
ハッキリとした傾向があります。

目周りの手術をおこなって
一番お叱りを受けることが多いのは、
日本に嫁がれた外国人の方です。

半数くらいは何かしら・・
お叱りを受けたように思います。

また、海外に嫁がれた日本人の方の
２割くらいの方からもお叱りを受けました。

お仕事で海外にお住まいの方からは
不思議とお叱りを受けたことが
ほとんどありません。

国際結婚って、
日本人同士の暗黙の了解や
阿吽の呼吸がない分、
ストレスが多いのでしょうか？

それとも・・
まわりと上手くやっていけず
お家にこもって
鏡を見ている時間が
長いのでしょうか？

それから、あとは・・
修正手術ですね・・

修正回数が多いほど
手術が大変ですので、
お叱りを受ける確率が
高くなっているように感じます。

初回の修正手術でも２～３割くらい
お叱りがありそうですし、
それ以上ですと半数くらい・・
お叱りがありそうです。

純粋な修正手術とは言えませんが
過去に何かしらまぶたの手術を
受けたことのある人が
眉下切開（眉下リフト）を受けた場合、

１割くらいの人が
再修正することになったり
お叱りを受けているように思います。

上記の傾向が２つ３つ
同時に当てはまった場合には
本当に大変な場合があります。

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診療が早めに終わったので
長崎大学形成外科の後輩・西先生と
夕方５時前から六本木のお店で飲みました。

まるでドイツ人になったような気分でした。

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