帰ってきました

バスは疲れました

行くときよりもたくさんの荷物を持って帰って来ました


雨は降っていませんでした

小雨が少し道路を濡らしていました


あたしも泣きませんでした

わんわん、泣いてしまうかもしれないと思っていました


でも違いました

この街に帰って来て、とたんに、温度が1℃下がりました


すぅーっと


たかが1℃でも、無意識に

からだは街に馴染むことを選んでいました


ただいま

誰もなんにも言ってくれない、狭い部屋

泣かないのは、明日を強く生きるため


誰も涙をすくってはくれません
求めない

きっと、大丈夫

何度も自分に言い聞かせる