これから生活の街へ帰ります


とにかく、ゆっくりできました

いつもみたいには飲み歩かないで
家にいて、つまらないと言いながら母さんとテレビを見たり

手料理を食べたり

お風呂にはいったり


穏やかで、毎日が日曜日みたいでした

母さんの優しさや、有り難さに触れることが出来た毎日でした
ありがとう

そして、ごめんなさい


電車に乗りながら泣きそうなくせに

こころが痛いくせに

こんなことそのうち忘れてしまうんです


故郷には帰らないと決めてしまった

だーりんと一緒にいたいと思ってしまった


うちに戻ったら、あたしたち親子はこんなふうに仲良く毎日はいられないと

近くにいないほうがいい理由を並べても

今なら霞んでしまう


ひとりの寮に戻ったら、泣いてしまうんじゃないかしら

母さんの顔を思い出したら

電車に乗ってる今でも泣けてきちゃう


あたし、ほんとはナキムシなんです


でも強いこでもいられます

だから、今だけ、あと少しだけ

今はほんの少しセンチメンタルなだけ