次回、山梨での「降りてゆく生き方」上映は2013年1月を予定!!



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2012.07.24投稿~


昨日、9月9日に山梨で上映会を行う

【降りてゆく生き方】

のスタッフ用試写会が東京で行われ、参加して来ました。





山梨シネマ二ティ2012の活動として、3作品目の取り組みにあたるこの映画は、

大きなターニングポイントを迎える上映になりそうです。




作品から伝わるメッセージは心に響き、自分自身の心に必ず問いかけを行う映画だと思います。

自分自身と向き合える映画として、最高の作品だと僕は感じました。




登る生き方…とう考え方…


花の都大東京は、戦後の焼け野原から始まり、東京タワーに灯がともる頃、

人々はこの灯に感動し、都会の景色を感じました。

その頃既に日本は上り続ける進路を歩んでいました。

今ではまるで街全体が生き物のように、まばゆい夜景の光を放ち、

人々の欲望を飲みこみ、より豊かになるために、ひたすら富を求め続け、

さらに上へ上へと登ろうとしています。




これが登って行く生き方のイメージです。





果たして、人間の心はこれで豊かになったのか…?

子供たちは今の大人を見て、希望や夢を抱いているのか…?



・・・




降りてゆく…という考え方…


昔の人はね、熊を神様のお使いだと信じていたんだ。

ずっとずっと昔、三千年も四千年も前、縄文時代っていうんだ。

縄文の人たちは、森と一緒に生きてた。

森には神様がいて、森の中でも大きくて強い熊に神様の力を感じてたんだ。

そしてね、熊も狐も小鳥も草も木も人間も、みんなひとつの命でつながっている。

そう信じていたんだ。


でも、いまの人はどうかな。

人間だけが特別で、一番偉い、そう思っていないかな。





・・・







この映画は、これからは「降りてゆく生き方」だとはっきりと言い切っている。

今から7年近く前に撮影が始まった作品とは思えないほど、

現在起っている事柄を予測したかの様に言い当てる内容にもなっていて、僕自身


【ここ10年以内に見ないと後悔する映画】


に位置付けたいと感じました。





この上映を山梨の多くの仲間に伝えられる事に喜びを感じます。

この映画を見た仲間が、さらに共存共栄する道のりを歩んでいけるのだと、

確信すらしています。





ソーシャルメディアの活用も、地域活性化も、こういった時代の流れに沿って、

人間らしい取り組みを基に活動していく必要があるかもしれませんね。