
NLP(精神言語プログラミング)やコーチングに見られる自己啓発系のプログラムは
とても人気がありますね。
昔は生き方の教えなんかは先人から学ぶことがとても多かったが、
現在は先人の教えをいただく機会がないのか、先人がそれを伝えられないのか、
プログラムとして形式が伝えられ、若い人でも人に生き方を教えるような感じになっている。
若い人がダメとか良いとかではなく・・・
経験者が伝えるものは説得力があったり、『しっくり』来ることが多い。
コーチングが必要になった背景には、地域の繋がりが無くなってきたことも原因として考えられる。
ようするに、経験者から話を聞く機会が少ない。
コーチングなどは必要だとは思うが、それよりも必要なのは
もっと先人から話を聞ける状態のようにも思う。
人々は複雑化した社会に対して自分の生き方を見失いがちになり、
不安にかられ、誰かに自分の生き方を先導してもらうようになっている。
自分が本当にした事は何か?それはコーチングを受けずとも、
本来は自分に問いかけることで答えは出てくる。
でも、それがなかなかできない。
自分の内面に上手に耳を傾けられないと、誰かに先導してもらって内面を知るしかない。
誰か先導してくれるプロにそういった事を学ぶのではなく、
本来は行動して経験しながら自分で見つけていくのが理想。
もし、自分の内面をしっかり見つけたいならば、
「やってみたい」と思った事にチャレンジしながら、常に考え行動することだと思う。
そして壁にぶつかり、壁を乗り越える心を、そんなチャレンジの中から見つける。
僕が目指す地域活性化の取り組みはまさにそういう所にあるんだなぁ~~
・・・なんて思った。
目の前でいろんなプロジェクトにチャレンジして、『練習』している人を見ると、
いろんな壁にぶつかりながらも、自ら自分の内面と対話して、
答えを見つけていく工夫をされていると思った。
『練習』と呼べる範疇でいろんな事を学べるなら、それほど嬉しい事は無い。
行動しながら自ら答えを導ける人間になるのに、お金を払うのではなく地域に貢献できる活動をする。
地域活動はまさにそんな経験の場でもあり、嫌々やるのではなく、自分の為にやる。
経験を積み、自ら答えを導けるまで活動をしていく人たち。
もはや、この人たちにはコーチングはいらない。