~異世界への入口

ある一つの存在を意識し、注目して観察する。

感覚を一つの存在に絞り、その一つの存在を十分に感じられるレベルまで“もってくる”と、

目の前には多くの存在に囲まれた異世界へ突入することが出来る。




例えば・・・

花の花びらをよく観察してみる。

ミクロの世界まで観察し、その「花」が確かにここに存在している事を感じる。

ちょっと顔を上げて、目を遠くへやると、多くの“存在”に自分が囲まれている事に気づくだろう…。




高速道路を走っていて、植木を見てみる・・・

植木がいくつも羅列されているが、その植木の存在に気が付き、感覚をその存在のレベルに合わせると

遠くに見える山、サービスエリアの植物、そんな多くの存在に自分が囲まれて生きている事に気が付ける。








これを繰り返す・・・





一人でも愛する存在がある事は、自分が愛に満たされている事になる。

大事な在り難い一つの存在…

自分にはその在り難い大事な存在があるので、多くを求めない。

多くを求めず、目の前の存在を大事にすることで、愛の連鎖が生じ

やがては自分は愛で満たされる。

大事なことは、愛を感じることであり、多くを求める事ではない。







一つの存在にフォーカスし、異世界へ突入する事で

自分の心は満たされ、安心する。

異世界を知らないという事は、感謝が足らない事でもあり、悲しいことでもある。