今回は魚を釣る話ではなく、食べる話。

せっかく釣った魚はできるだけ美味しく食べたい。


そう思って、昔からいろいろと聞いたり調べたりしてきました。様々なやり方がある中で、いろいろ試した結果を先日のタイとイサキでご紹介。


壱。釣ったらすぐにシメる。


締め方にもいろいろあるのですが、私はかつて寿司職人さんから教わった、エラぶたにナイフを入れて延髄斬り!プロレス技にありましたね。時間に余裕があれば尻尾の付け根の中骨にもナイフを入れます。これが一番簡単。


その後、海水で作った氷水を入れたクーラーで氷締めにしておきます。写真は氷水を抜いた後のクーラー。


弍。下処理の時にできるだけ血合いを取り除く。


背骨に沿って黒っぽい血の塊が見えますね。これをこそぎ落とします。専用の道具もあるそうですが、私は使い終わった古い歯ブラシでやってます。


どんな料理にするにしても、このひと手間で、生臭さが減ります。


参。すぐに食べずに熟成させる。

まずはふきんでしっかりと水分を拭き取ります。


キッチンペーパーでさらに拭いて、そのペーパーを丸めて腹に詰めます。

こんな感じ。


さらにキッチンペーパーで巻いて、ラップで密封したら出来上がり。

この状態で1〜4日くらい冷蔵庫の温度の低いところで寝かせておきます。


魚によって熟成期間は違います。まだ私もハッキリと答えは出ていませんが、だいたい底物や大鯛は長く、小さなグレやイサキは短く、です。


さて、ここからは調理方法。


魚料理と言えば、煮る・焼く・刺身しかありませんでしたが、セカンドライフでは調理に時間が掛けられるとあってバリエーションが増えています。


干物・昆布締めがその代表格。(先日孫がお絵描きで丸を描いた中に黒い物体を描いていて、これなぁに?って聞いたら「こぶじめ!」って返ってきました(笑)順調にお魚好きに育っています。)


でも、今日は我が家の定番、通称「タタキ」にしていただきます。これは私の知り合いにもどんどん伝えて、高評価をいただいています。


15年程前から我が家ではこれが常識。NHKの番組で紹介されていたのがきっかけ。その後、知り合いの漁師さんからも同様の方法を聞きました。


3枚におろした後、背身と腹身に分けるところまではお刺身作りと一緒。


皮を削がずに、皮にワサビを塗ります。全体にぱらっと塩胡椒をかけます。(塩胡椒はなくてもいいです)


ここでガスバーナーの登場。


わさびは熱を加えると辛味が飛ぶのでこどもでも大丈夫です。ではなぜ始めに塗っておくかと言うと、皮目の生臭さを消すためです。

バーナーで炙るので、卵焼き用のフライパンを使っています。

できあがり。


この後、すぐ食べる時には氷で冷やします。時間があればこのままお皿に乗っけて冷蔵庫で冷やします。

後はお刺身みたいに切って、お皿に盛り付けて完成。

薬味に大葉と小口ネギ。


この食べ方、いろいろとアレンジできます。


醤油はあまりお勧めしません。藻塩をつけてシンプルに塩タタキで食べる。またはその上に胡麻油、あるいはレモン汁(我が家では酢橘汁)を垂らす。ポン酢やドレッシングを掛けてみる。桃屋の「きざみしょうが」を乗せて食べる、今回は塩とホアジャオを試してみました…どれもこれも美味しいです。そして、飽きません。孫も大好き。


ただし、注意点がひとつ。


大きい鯛やグレは皮が厚くなり、この調理方法はあまり向きません。だいたい40㎝までがいいですね。

大きい魚でやる場合は、皮に筋状や碁盤状に切れ込みを入れるか、皮を諦めて炙りにするか、です。炙りにする場合も手順は同じ。スーパーでサクで売っている刺身用の他の魚種でもできます。


一家に一台バーナーは必須です。これは買ってもらうしかありませんが…。