軽やかに速いパッセージが弾けない!という方、多いです。
例えば速い16分音符のパッセージ、
軽やかに弾くのは大変難しいですが、速い曲や細かい音符は軽やかです。
原則を忘れてる方が多いので確認
「短い音符ほど、軽い!」
という事で、お相撲さんが走っている様な速い16分音符は残念です(笑)
例えばこんな例を見てみましょう。(ブルグミュラー25の練習曲より)
冒頭の右手の16分音符、滑らかに軽やかに「優雅に」弾きたいものです。
grazioso、とわざわざ書かれてますし、ドタバタは違いますよね。で、大雑把にいきます。
1、まず、きちんと座って下さい。お腹を落とさないで引き上げて下さい
(シャキッ!とモード)
手の重さが鍵盤に乗ってしまうと、優雅に弾けません。
意外に話題になりませんが、お腹を落とさず、手の重さを鍵盤にかけない事が大切です。
2、余計な動きをせずに、このフレーズは指先の最小限の動きで弾く
手首や手の甲をばたばた動かすと、その動きで音が荒れてしまいます。
で、この右手をゆっくり練習する事になりますが、その前に。
基礎練習だ~!
と、この16分音符を全部しっかり弾いてしまうと、おかしな事になります。
ラソファミ、ファミレド、レド♭シラ
実際には、この赤い文字の音は、1ととと、2ととと、3ととと、
拍の裏の裏、最も軽い音ですが、そこを1指で弾かねばなりません。
裏の拍の音がドスンと下に落ちると、次の拍に移れなくなります。
この1指を丁寧に、そしてお腹で支えて鍵盤の下に落ちない様にコントロールする事になります。
という事ですが・・・・
大変ややこしいので、あまり深く考えなくて良いです。
まず、ゆっくりで良いので、実際に声にだして歌ってみる事です。
棒読みはいけませんよ。
優しく、誰かに語りかける様に、丁寧に
ご自分が「こう弾きたい!」と思う様に
ララララ、ララララ、ララララ♪、とか、
タリラリ、ラリラリ、ラリラリ♪、とか
どどどどどどどどどどどど!
とは歌わないですよね。

(文字は歌詞でなく、ニュアンスです)
でも、そんな風に弾く方は多いのです。
歌う呼吸で弾けば、自然に拍の裏の裏の1指を、大事に丁寧に、次の拍の頭に向かって弾く事になります。
大事なのは、
実際に声を出す事。
愛情を持って、語りかける様に歌う事
歌と同じ呼吸をしないと意味がありません。
同じ呼吸をすると、身体はそれに呼応して、自然にお腹が支えてくれます。
音楽として歌わず、ハノンの様な弾き方で練習したとします。
指は確かに動く様になるでしょう。
でもその弾き方は、この曲の弾き方ではありません。
そして音楽と呼吸がちぐはぐだと、大変弾きにくくなります。
大人の生徒さん達は、恥ずかしがって歌ってくれません。
中には「心の中で歌ってます!」と反抗してくる方も・・・
い~え!歌ってないから、そーゆー弾き方するんでしょ!
で、やむなくレッスン中、私が代理で歌う訳です。
大変なのですよ。
肺活量、1800cc(心臓悪いですか?と必ずきかれます)
「yukikoさんは、ピアノ弾いてね。歌わないでね」
と言われた歌唱力も何のその
とはいえ、恥ずかしいのは解ります。
自分だけに聴こえる様に、小さな声でいいのです(^^)
少しずつで良いので、歌いましょう。
スラーの最後も丁寧に弾くはずです。
3拍子の3拍目で尻もちもつかないはずです。
アウフタクトも自然に正しく取れるはずです
間違いでない歌い方は、必ず理論で裏打ちできます。
どんどん歌って下さい。
歌は愛、音楽は愛ですから(#^^#)

