ピアノを始めて1年余り、お勤め帰りに寄ってくれる生徒さん。
毎週きちんと練習してきてくれます。とても上達が楽しみです。
若い方で熱心ですから、時に思うように弾けない事がもどかしかった様に見えました。
ピアノに限らずですが、進歩はごくごく僅かずつなのです。
例えば普段の生活では、薬指、小指を独立して使う事はほとんどありません。
ピアノを弾くには、これらの指が独立して手を支え、動ける様にする必要があります。
その指を動かす神経回路を作り、小さいけれど手を支える筋肉を作る必要があります。
正しいポジションで、少しずつ動く範囲を広げていくことが大切です。
今週教わって来週には出来る・・・そうはいきません。
常に気をつけている事で、いつの間にか出来る様になるのです。
この様に上達はほんの少しずつの積み重ねで、進歩が感じられない事もあります。
この方は、1年余前、ドレミも読めませんでした。
楽譜が読めないから基礎練習がつらい、と時々こぼしていらっしゃいました。
でも、ドレミのルビを書きこまず、直接読める様に頑張っていました。
慣れるまで大変だったと思います。
今は私と一緒に編曲し、自分で指使いを決め、楽譜を起こし、ジュピターを弾いています。
原作と同じ変ホ長調です。
とても初心者と思えない歌い方とテンポ感も身についてきました。
「なかなかできないです~~」
「あのねぇ~~~、よ~~~く思い出してね。」
「去年は音符も読めなかったのよ~~~」
「そっか~~~^^」
私もとっても楽しみです。素敵な曲が沢山待ってますよ~~