退院して1週間 | 声を失い、気管再生により取り戻した母の子育て闘病記
退院して早1週間がたった。
いつものごとく、退院後はバタバタしてあっという間に過ぎてしまった。

退院の日は、荷物をまとめるだけで息切れしていた。
歩くのも早く歩けず、今後の生活の大変さを想像してしまったし、
その度に、気管の中のおでき(肉芽)を意識していた。

でも、少しづつだが、炊事をしたり掃除をしたりが苦にならなくなり、息切れは体力がなくなっていたのが一番の原因なのだと思った。

呼吸は、ステロイドの吸入薬が効いているのか肉芽を意識させるような苦しさはない。
と思う。
それが何よりも心配だったから、ひとまず安心している。

それより、家に返ってくると嫌でもしゃべらなくちゃならず、それが一番疲労しているように思う。朝は割と元気だが、夜には電池がなくなりトーンダウンしている感じだ。

まじめに、拡声器マイクを買おうかとも思う。

でもやはり、家はいい。
約1ヶ月半の入院で予定よりだいぶ短かったが、病院のご飯に飽き飽きしていたので、今食べたいものをメニューに取り入れている。必要な物と言っては買い物もたくさんした。結局心配するほど動けないことはないようだ。

無理は禁物だが、今週の診察がちょっと楽しみになってきた。