こんばんは。おゆきです。
本日2つ目の記事は本の書評です。
今回読んだ本は~これ↓
敏感すぎて生きづらい人の心がラクになる方法(長沼睦雄著)
これも図書館で目が合って借りた本。
この本は名前の通り「HSP」といわれてている敏感すぎる人が生きやすくなるよう
「HSPとの折り合いのつけ方」を示してくれます。
細かいテーマごとに
「こんな悩みにはどう対処する、考えるのがいいか」といった問いに
長沼先生がアドバイスとして答えてくださいます。
HSPはあくまで気質なので、
病院に行ってもHSPのことをよく把握していない先生もいるかと思います。
しかしながら長沼先生は精神科医でありながら、HSPについて深く理解し
医者としての科学的視点と、
「非科学的あるいはスピリチュアルな視点」両方を考慮に入れて
解説されており、非常に優れていると思いました。
そのお陰なのか、自分の心に刺さってほぐしてくださるような、
癒しの言葉が多くありました。
HSPが逃げたいと思う事、悩んでいることをそっと認めてくれたうえで
納得できるようなアドバイスをくださる。
ちょうど本を読んでいた時も疲れていたときだったので、
優しい言葉やアドバイスに癒されていました。。
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少し話は変わりますが、
「これってHSPだからなんだ!」って初めて知ったことがありました。
それは「STEP17 その感覚は異常ではありません」で出てきた話。
HSPには霊的な感覚を持っている人が居て、幽霊や精霊の声が聞こえたり見えたりする人や~
動植物と話せるという人がいる~。みたいなことが書かれてあって
それは知ってる~と思っていたら
「空想の友人(イマジナリーコンパニオン)がいる人」
も、そのいくつかの列挙事項に書かれてあったんです。。。
私そんな霊感ある人じゃないしな~と思って読み飛ばしそうだったけど
空想の友人はたくさんいます。。。
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(ちょっとここで自分語り失礼します。)
小学生の頃に友達付き合いがうまくできなかったり、疲れていたりして
学校の登下校は一人でしてたんです。
で、そのとき肩にかけてた水筒がペットのような、お友達のように見えたのがきっかけで
水筒に魂を宿らせてみたり、通学路で見る木々に魂と個性を見出してみたりしていました。
そしてその子と(心の中で)話しながら帰るのが日常になっていたんです。
そしてそれがどんどん拡大発展していって、
今は架空の世界に20人くらい登場人物がいます笑
そしてよく入浴するときにその空想のお友達になりきりながら物語をつくる
っていうのを今でもしています
似たようなストーリーを何度も繰り返すこともありますが、
そんな生活をかれこれ15年くらい続けています。
でもそれを他人に話したことはありません。
(変人と思われてしまいそうで笑)
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話は戻ります。
そして本書のもう一つの特徴を述べたいのですが
各章末ごとにワークが紹介されていて
身体のワークや紙に書き出すタイプのワークなど様々ありました。
紙に書き出す系は少し大変そうで省略してしまったのもありますが、
簡単に取り入れられるものもありました。
気になったものは是非取り入れてみてください~。
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総括。
私個人的には、ですが
すごくすごく救いになる本でした。
これからHSPをしってそれを活かした生き方をしたいと思う私にとっては
生きる道しるべになるような、それでいて癒されるような。。
また辛くなったら読み直したいな~と思います。
もし読んだことのないHSPさんがいらっしゃれば
是非読んでみてください