こんにちは。おゆきです。
本日2つ目の記事は、、
休職している現在の会社での、休職前の私を振り返ってみようと思います。
漠然とは考えていたけど、考えると不安でいっぱいで
「戻りたくないけど戻らなきゃいけないのかな。また出来ない事いっぱいになるんじゃ・・・」
と冷静な判断ができなかったのであまり深くは考えていませんでした。
でも今日
ささいなことに動揺してしまう 敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本
というみさきじゅりさん著の本を読んでいて、ふと
「休職前の私ってなんでいっぱいいっぱいになったんだろう?
どんなことが苦手なんだろう?」と純粋に深堀したいと思ったのです。
なのでブログに書きながら判断してみようと思います。
私の仕事って正社員で電話を取るお仕事をしていました。
<日頃から不安に感じていたこと>
・仕事の正確性だけでなく、処理の速さも求められていた。
(正社員なので尚の事。)
・直属上司が嫌いではないが苦手だった。
→質問すると端的に答えてくれるのは素晴らしいことだったが、
言われてから理解するのに時間がかかる私は
少ない言葉で説明する、されるのがとても苦手だった。
・電話でお客様と会話をしているので、保留して質問しに行っても
上司の回答を理解するのに時間をかけている暇がなかった。
(保留時間も成績の一つとして記録されていた。)
勿論新人だから。慣れないから。
というのはあるけれど、
人一倍会社の速度についていけないこと、
そしてそれが余計パニックになることを強く感じていました。
<そして「もう無理!」となったときの状況>
・自分の案内漏れや確認が必要な電話が2~3件ほど溜まっていた。
・多分電話の営業時間終了後にやらなきゃいけない業務も溜まっていた。
(→忘れないようにメモをしていたが「やらなきゃ・・・」と不安だった。)
・にもかかわらず今かかってきている電話を優先して取らなければならない。
・そんな中受電対応をしている途中で上司から案内ミスの指摘を受ける。
・頭のなかはやらなければならないこと、苦手な上司から指摘を受けたこと、
保留時間や対話時間など成績が思わしくないこと、様々な不安を抱えながら
今目の前のお客様の対応にも集中しなきゃいけない。不安に感じている暇もない。
少しずつ溜まっていた不安がそこでMAXに達し、「もう無理だ」と思いました。
何とか、何とかそのお客様の対応だけ終わらせて
「もう電話を取れそうにない」と上司に告げ。。
今に至っています。
*
先ほどの本の紹介に一旦話を戻そうと思います。
この本はHSPの方向けの仕事との向き合い方がかかれております。
著者であるみさきじゅりさんは、
エイレン・アーロン博士の「ささいなことでもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。」
という本に出会い、自分がHSPであることに気づかれ、
アーロン博士の「HSP専門家認定プログラム」に合格した日本初のセラピスト
なんだそうです。
ということもあってか、HSPについてより深く理解ができました。
私自身も昔から繊細な部分があり、「HSPかな?」と
薄々感じてはおりましたが、
HSP自体が発達障害やうつ病など医学的に診断を受けるものではなく
あくまでも「気質」なのでどこかぼんやりしておりあまり宛にはしていませんでした。
ただこの本を読んで初めて「私はHSPだ」と実感できた気がします。
それはHSPのセルフテストで確認がしやすいほか、
HSPについての細かな説明、発達障害やアダルトチルドレン、その他症状との違いなど
より他の性質と区別して書かれてあったからです。
そしてHSPだとすっと分かると
「仕事であんなに追い込んだり追い込まれたりしたのはHSPだからかも」と
思えたのです。
*
あらためて私の休職前の状態を振り返ります。
・正確な処理、スピード感についていけない
・上司に質問して回答を得られてもすぐ理解ができない
この2つはHSPの特徴の1つでもある「処理の深さ」が挙げられると思います。
詳しくは本書を読んでいただきたいのですが、
要は1つ1つの情報を処理するのに時間がかかったり(∵情報を意味づけるから)、
その間新しい情報を入れる余裕がなかったりする状態です。
理解すると先に進めるので理解力はある。でもそれまでに時間がかかってしまう。
しかしながら会社はそれを待つ余裕はなく、ある一定のスピードが必要だがそれについていけない。
それがプレッシャーにもなって余計ミスをする。余計慌てる。仕事が増える。
って負の連鎖になっていたのだと思います。
これは「新人だからついていけなくても大丈夫」の範疇を
(私にとっては)超えていたのだと思います。
そう思うと自分を責める気持ちも減ってきます。
そしてあとは「神経の高ぶりやすさ」もあったのかなぁと思います。
「ものごとを深く処理するので頭が疲れやすく、
結果として神経が昂りやすくなり、ささいなことでますます疲れてしまうのです。」
と本書でも述べられています。
結果的に落ち込みやすかったりもするのかなぁと。。
そしてここまで考えると、私には今の職場(および今の雇用形態)
は合わないのかなぁと素直に思えました。
次は雇用形態を変えて、かつ今の会社ほどスピードを求められない職場で
働きたいと考えていましたが、それが自分にとって最善の選択かもしれない
と自然に思えるようになりました。
*
よくHSPと似たものの一つとして
・アダルトチルドレン
・発達障害
が挙がるかもしれません。
私の場合は
・発達障害→検査の結果違った
・アダルトチルドレン→検査とかはないけど多分該当する
と思うので
私ってこんな感じで特徴づけられているのかな?
と根拠もなく想像します。
(とこんな風にペイントで図を作るぐらいには
意味付けをしたがるところはHSPっぽいな~と思います笑)
こうやって自分を少しずつ知っていくこと、対処方法を学ぶことを通して
自分を責めるが減っていき
自分にあった人生選択ができるようになってくるのではないかな、と思います。
そして人に自分の働き方が緩すぎるとか甘えだとか言われても、
「私の性質を知らない人がなんか言ってる~
でも私は私に合う生き方をするんだ」
なんて気軽に受け流せる日も来ちゃうかもしれません。
そのためにもHSPかも、と不安に思う方には
今回紹介した本は是非読んでいただきたいです。
少し長くなってしまいましたが、
一番は自分の為、そして本書やHSPを知ってもらえるためにも
自分なりに懸命に書かせて頂きました。
実はまだ最後まで読めていないので今から読んできます~笑
ご一読ありがとうございました。