妬ましさから生まれる思考の沼 | 今を感じて心が前に進める言葉を届ける。鳴響詩翠。

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社会人。

今後の生き方を模索したい。
その時々の思いや考えを残していくつもりです。

バスの中で暇になったので今日の気持ちを綴ってみよう。

私は一瞬でも、人に「妬ましい」という感情を持ってしまった。

コールセンターでの出来事。
同期入社した同年代の女の子がOJTを受けていた。そして電話がかかるまでの間、フォローの先輩と楽しく談笑していた。

その会話がとても楽しそうで。
先輩の心を開くような弾んだ会話に見えて。  
それが妬ましく、そしてそれを妬む私が醜く、見えてしまった。

今の私にはそんな楽しい会話が出来る自信が無い。

真面目すぎるがあまり、人と会話が弾まなくなるのが怖くなるがあまり、あるはずもない「お手本の会話」を目指してしまう。

自分が会話を楽しむより前に、楽しいと思って貰えるような場を作れるかに神経を注いでしまい、もはや自分の受け答えが不自然になってしまう。

堅くて、面白くない。

こんな私なんて。あの子に比べたら可愛くもないし愛嬌もないし明るくない。

そう思いながらその女の子の電話を聞き、余裕のある電話のやり取りに自分の自信を無くしていった。

*

ただその面持ちでいると気持ちが電話に伝わってお客様を動揺させてしまうから、気持ちは切り替えたけれど。


ここまで自分に自信をなくすのは久々で、沼に落ちていくような気分だった。

ひとつの事でここまでマイナスな思考を広げてしまうのだな、と驚くと共に
それだけ普段の私が色んなことを意識して日々懸命に生きている証拠だよな、と労る気持ちにもなった。


これだけの思考があのOJTの合間の一瞬で行われているのだから、私の脳も日々頑張ってるよ。

面白くない私に価値がないとしたら、
その分真面目な私に価値があると信じたい。

例えそれが社会的にはあまり評価されることでないとしても、それでも間違ったことはしていないと信じたいのです。

ま、欲を言えばもう少しお気楽に柔軟に生きていいんじゃないの、って思うけど。私自身に対してね。


今日は自分の思考の闇深さ、泥沼さを記録しておきたくて、
そしてそれでも前を向こうと頑張る私にエールを込めて、この記録を残すのでした。


私も、皆もお疲れ様でした。