なんとこれ、30年前の作品なんですね!!


1994年の作品。




唐沢寿明さん、益岡徹さん、森口瑤子さん、宮本信子さんという4人の密室劇。



これねー!!テレビで放送したんだけど、録画失敗して、サスペンスなのにラストが見られなかったんです!!多分当時ビデオテープの時代で、2時間越えの作品なのに2時間しか予約しなかったんだと思う。それか、単純にテープが終わったか爆笑



ずーっとラストが気になってて!!


30年ずっと。たまたま検索したら動画が上がってた!キャー不安


多分このYouTubeをおすすめするのもあんまりしていい事じゃないのかもしれないけど、DVDにもなってなくて、台本が出版されてもなくて、ラストが気になってたんです!


やーーーっと見れた!やっぱり面白かった!!


内容は、唐沢寿明さんが役者で、精神病院に来て多重人格者のふりをしてくださいと頼まれるんだけど、実は役者ではなく、本人が患者で、その多重人格者そのものだった、というこわ〜いもの。


なんか、舞台が始まる前に唐沢さんが「気軽に見られる作品なので」みたいな事を仰ってますけど、無理でしょ泣き笑い


三谷さんは怖い作品上手いんだよなぁ。鎌倉殿も怖かったですもんね。


自分が生まれてからずーっと自分で(そりゃそうだよね)役者だと思ってたら、実は自分だと信じてきた人格は後から出てきたもので、本当の自分は毒親に苦労した挙句殺人を犯してしまっていたという(もう昔の作品なのでネタバレ書いちゃいますね)。


こ、怖すぎる!


これめーっちゃ面白いんですよ!!


自分がこの立場になったらどうしよう?って思うくらいヘビーなんだけど、さすが三谷さんで随所に笑いを入れてくれてて、楽しみながらゾクゾクする感じ。


当時も面白くて、ゾクゾクしながら見てて、ラストが切れてて絶望したのが本当に忘れられなくて!


いやー、やっとやっとやっとラストが見られて本当に嬉しかったです。三谷さんさんらしい終わり方でした。ああ〜爽快!!本当に見れて良かった!


当時三谷さん、東京サンシャインボーイズを解散したばかりで、人気がすごくてなかなかチケット取れなかったけど、「君となら」と「ヴァンプショウ」を観に行ったなぁ。


あの頃のパルコは凄かった。三谷幸喜さん、野田秀樹さん、宮本亜門さんという私の大スターが次々と舞台やってくれて、通い詰めました。


野田さんとはパルコの前ですれ違った思い出!嬉しかったなぁ。





東京サンシャインボーイズ、30年ぶりの作品、見たいけどなかなかチケット取れないだろうなぁ〜。「リア玉」じゃないんだね。私は覚えてましたよ、「リア玉」ニコニコ