久しぶりに見たんですけど、今回印象的だったシーンは王子たちじゃなく、落第してしまった女の子のシーン。






このドキュメンタリー面白いので、しょっちゅう再放送してましたよね。長いバージョン、短いバージョンもあった。なんだかんだ、現在もマリインスキーで活躍してるのはアロンくんだけなのかな?ミーシャはマリインスキーからオーストラリアバレエに、マルコもマリインスキーから今はポーランド?キリルはボリショイからパリオペに行ったみたいなんだけど、どうなってるんだろう。


そういえばヤマカイさんバッシング事件で話題になったヒューマさん、パリオペに行ったんですね!すご。綺麗だもんなぁ。



で、本題に戻るけど、その女の子がどうして落第したのか納得出来ず、先生にどうして私が落第なのか分かりません、って聞いてて、理由は体のラインが原因で、とのことだったけど、どう見てもめっちゃ細くて、「再試験までに5キロ痩せなさい」って言われてて、オーマイガー...ネガティブ あれ以上痩せたら死んじゃうよ。その子は結局ワガノワを退学したんだけど、やっぱり、バレエって異常な世界だなぁと改めて思いました。成長期の女の子に、それは惨すぎるよなー。生理来なくなっちゃう。


しかし、あれでまだ太ってるなら、そら私なんかバレエ踊る資格ないわー。ハー、痩せよ驚き


それはさておき。


ワガノワに入るのに、バレエに向いているか徹底的に調べるんじゃなかったっけ?それでもどんどん落第しちゃうんだから、そのワガノワで学んでマリインスキーに入った石井久美子様はやっぱりすごいと思いました。


モナコからマリインスキーに行って主役踊ってるメイちゃんもすごい!


ちあこさんも行ってたスイスのバレエ学校がパワハラで話題になりましたが、その時はバレエって厳しいから仕方ないんかなー、と思ったけど、罵倒は当たり前、怪我してるのに無理に踊らせ続けて結果一年くらい普通の歩行も出来なくなってしまった日本人留学生の方の話を読んで、バレリーナとして成功するって本当に大変なんだなぁと思いました。


https://www.swissinfo.ch/jpn/culture/チューリヒ-ダンス-アカデミー経営陣-虐待疑惑で停職/47700232



留学までしたら、輝かしい未来が待ってると思うけど、実際プロになれるのは一握りなんでしょうね。


ましてや大人バレエで無理やりアンドゥオールしようとして膝壊すとか、腰痛めるとか、本当に意味分からないので、気をつけよ。


でも無理なく無理なく、と思っても、だんだん出来ることが増えると、もっと理想に近づきたいと思っちゃうんだよねー。


プロを目指してるダンサー志望の若い子達、もし生命や体や心の危機を感じたら、いくら好きなバレエでも一旦離れることも必要だな、と思います。その環境に居続けなくても、他のやり方でプロになる方法もあるはずだからね。